エコジン10・11月号

エコジン10・11月号 page 21/36

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概要:
どんな目的があるの?携帯電話は、買い替えの際に回収しやすいなどの特性から、リサイクルが進んでいる小型家電のひとつ。使用済小型家電から再び資源として活用できる物質を回収することで新たに資源確保を図るとと....

どんな目的があるの?携帯電話は、買い替えの際に回収しやすいなどの特性から、リサイクルが進んでいる小型家電のひとつ。使用済小型家電から再び資源として活用できる物質を回収することで新たに資源確保を図るとともに、鉛などの有害物質を適正に処理することも可能になります。また、アジア地域では、急速な経済発展や不適切な処理により環境汚染が深刻化しているため、日本が中心となって環境に配慮したリサイクル技術を底上げしていく必要もあります。どんな流れでリサイクルするの?製造事業者(メーカー)小売業者集積所金属製錬※小売業者による収集は補助的なもの国民排出自治体収集回収ボックスor資源ごみの新区分orピックアップ収集引渡し・引取り静脈物流中間処理施設中間処理金属回収循環利用自治体契約認定事業者認定申請認定・指導・助言等国各市町村が回収した使用済小型家電を引き取り、適正なリサイクルを行うことを国に申請して認められた事業者(以下、「認定事業者」という。)がリサイクルを行います。認定事業者になると、廃棄物処理法が定める廃棄物の収集運搬業や処分業の許可が不要になるため、複数の自治体にわたった広域的で効率的なリサイクルが可能になります。従来埋め立てられていた物をリサイクルするものであるため、新たなビジネスの創出にもつながると考えられます。どんなものがリサイクルの対象になるの?公共施設などに設置される小型家電専用の回収BOX。家庭から持ち込まれた小型家電は、自治体によって回収される。一般家庭で通常使用される電気機械のうち、家電リサイクル法対象品目(※)以外の品目を網羅的に対象とする予定であり、具体的にはこれから議論していくことになります。また、携帯電話、デジタルカメラ、据え置き型ゲーム機、ビデオカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、テープレコーダーなど、資源性と分別のしやすさから、最低限回収したほうが良いと思われる製品を特定対象品目としてリストアップしていきます。※テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機21