エコジン10・11月号

エコジン10・11月号 page 10/36

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概要:
廃棄されたエアコン室外機の解体作業。まずは人の手によって解体が進められていく家電to家電FILE.2回収家電からの資源回収はトレジャーハンティングパナソニック株式会社回収された家電から「資源」を取り出....

廃棄されたエアコン室外機の解体作業。まずは人の手によって解体が進められていく家電to家電FILE.2回収家電からの資源回収はトレジャーハンティングパナソニック株式会社回収された家電から「資源」を取り出し、再生資源として新たな商品へ生まれ変わらせる。回収作業はまさにトレジャーハンティングなのです。家電リサイクル法が施行され、各家電メーカーの3 R推進が加速、回収された電化製品の再生資源化への努力が続けられている。パナソニック株式会社もそのひとつ。「商品から商品へ」を追求するために、パナソニックエコテクノロジーセンター(PETEC)を創業し、稼働した2001年4月から2012年3月までに回収された家電4品目から、自動車16万台以上に使われる量と匹敵する鉄、奈良の大仏ならば85体分の銅、ジャンボジェット105機分のアルミ資源を回収した※1。さらに高精度樹脂選別システムを開発し、これまでは燃料に使われるしかなかった破砕ダストから、より速く、かつ高精度に単一種の樹脂として種類別に取り出すことに成功した※2。「家電製品は資源の宝庫。回収作業はトレジャーハンティングだと位置づけて、日々作業を行っていま10