エコジン8・9月号

エコジン8・9月号 page 12/36

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写真/坂本政十賜文/柳澤美帆震災被害木を利用したスツール作りのワークショップなども開催。「必要なものを不必要なものでつくる」コンテスト・「ゴミコン」。この主催者であるNPO法人NEWSED PROJECTとアートやデザ....

写真/坂本政十賜文/柳澤美帆震災被害木を利用したスツール作りのワークショップなども開催。「必要なものを不必要なものでつくる」コンテスト・「ゴミコン」。この主催者であるNPO法人NEWSED PROJECTとアートやデザインのディレクション等を手がけるsakumottoが、東日本大震災復興支援を目的にタッグを組み、震災被害木を使ったさまざまなワークショップを開催した。壊れた家屋や家具などの木材廃棄物は「まだ使える」のだと、彼らは訴える。取材日には、木製のスツールを作ったり、アーティストとともに木片を組み立てて小さな家を作ったりと、多彩なワークショップが開かれた。メイン会場では、震災被害木を使って作られた木製のボードに描かれた木々をカラフルな色でペイントし、“木々”が集まる“みんなの森”で、ピクニック気分を味わうイベントも行われ、親子連れをはじめとする多くの人でにぎわった。主催者のひとりNEWSED PROJECTの青山雄二さんは「“みんなの森”を持って、全国の自治体をまわることも考えています」と今後の展開を話す。ごみも見方次第で生活に潤いをもたらすものに変わる。こんな発想の転換が、震災がれき処理の促進につながるのかもしれない。会場では被災地でつくられたグッズの販売も行われた。NEWSED PROJECThttp://newsedproject.jp/12