エコジン6・7月号

エコジン6・7月号 page 27/36

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熱エネルギーで地域を活性化 !現在2013秋ゆくゆくは…温泉として利用される以外なかった熱エネルギーをゆくゆくは 1000キロワット発電につなげて売電し、その利益で、土湯温泉全域を活性化させる。めに新たに温泉を....

熱エネルギーで地域を活性化 !現在2013秋ゆくゆくは…温泉として利用される以外なかった熱エネルギーをゆくゆくは 1000キロワット発電につなげて売電し、その利益で、土湯温泉全域を活性化させる。めに新たに温泉を掘削する必要はなく、温泉源が枯渇する心配がない。「早ければ来年の秋頃、2 5 0 キロワット級の発電事業を開始できる予定です。売電で得た利益で、現代の湯治場となるような長期滞在用施設を作ったり、温泉の余熱で野菜を栽培して旅館で提供したり、土湯温泉の再生につなげたい」と、協同組合の池田和也さん。いずれ、土湯温泉全体の電力需要をすべてまかなう 1,000キロワット級の発電を目指すと言う。上 / 発電に適した温泉かどうか、成分や熱量、圧力などを調査後、設備を本格導入するか決定する。左 / 温泉の P H( ペーハー ) と電気伝導率を計る様子。両方の数値は及第点を示した。温泉を核として、人が集まり豊かに暮らせる仕組みをどんどんつくっていこうと考えています。温泉という地域資源を徹底的に活用する…そんな意気込みでやっています。池田和也さん湯遊つちゆ温泉協同組合事務局長プロフィール福島市出身。まちの特性を生かした観光とまちづくりによる地域活性化を図るため、あらゆる事務仕事を一手に引き受ける。27