イベント・自然教室
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2017年01月23日冬の自然教室を開催しました
京都御苑イベント・自然教室
1月22日日曜日「冬の自然教室」を開催しました。。
今回は、富小路口周辺に集合し、周辺の草地やトンボ池で生きものの観察を行いました。草地では、ビンズイやシロハラなどの野鳥や松毬から発生しているきのこ、落葉の堆積している箇所では冬越ししているゴマダラチョウの幼虫、トンボ池ではヤゴ、樹林地ではクスノキの葉脈の様子などを観察しました。
枯れ枝を分解するきのこについて講師より説明
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に年4回開催しています。
次回の春の自然教室は平成29年4月16日(日)に予定しています。集合場所など詳細は追ってHP等でお知らせします。
初心者の方を対象にしていますので、どうぞお気軽にご参加ください
2016年12月27日記念イベント「クリスマス・お正月の寄せ植え作り」を開催しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
京都御苑南西にある閑院宮邸跡の収納展示館と庭園の一般公開10周年記念イベント第6弾として、ガーデンデザイナーの烏賀陽百合様による寄せ植え作りを開催しました。
今回の寄せ植え作りには京都御苑にあるものを飾りに使おうということで、クリスマスやお正月の雰囲気が出るドングリやセンダン、クロガネモチなどの木の実や松ぼっくりを使いました。
参加者同士、苗や木の実をどう配置するか皆さん楽しそうに話し合いながら作っており、同じ材料でも一人一人個性のある作品ができました。
製作の様子
完成した作品
2016年11月21日秋の自然教室を開催しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
京都御苑は紅葉真っ盛り。赤、黄に色づいた苑内はとてもきれいです。
今回は、堺町御門~富小路周辺で生きものの観察をしました。
堺町御門周辺で自然教室を開催するのは初めてだったのですが、野鳥観察にはピッタリの場所でした。イカルやアトリの群れを観察したり、ヒヨドリのさえずりを聞いたりと多くの野鳥と出会うことができました。イベント終了間近にはオオタカが姿を現し、見られた方はとってもラッキー。
植物の観察では、ムクノキの実を口にして、どんな味がするか確かめてみました。口にしたことが無い人が多く、案外甘くて子供も大人もびっくりしていました。多くの種類の野鳥もこの実を好み食べに来るので、ムクノキは野鳥観察の絶好のポイントの一つであることが分かりました。
アオバズクの食痕観察
ムクノキの観察
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に年4回開催しています。
次回の冬の自然教室は平成29年1月22日(日)です。集合場所など詳細は追ってHP等でお知らせします。
初心者の方を対象にしていますので、どうぞお気軽にご参加ください。
2016年11月03日記念講演「京都御苑の庭園の魅力」を開催しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
京都御苑南西にある閑院宮邸跡の収納展示館と庭園の一般公開10周年記念イベント第4弾として、(一社)自然環境文化推進機構代表理事で宗教学者である山折哲雄氏と作庭家の重森千靑氏による講演会を開催しました。
京都御苑の庭園の特徴について他の庭園と比べて説明をしてもらいました。閑院宮邸跡の池の島にある立石の石組構成が遠く離れた岩手県の毛越寺庭園内にある立石と石組が似ていることや、公家の庭園の特徴を分かりやすく教えていただき、大変勉強になりました。
講演の様子
~10周年記念講演のお知らせ~
10周年記念講演第5弾として、12月17日に、ガーデンデザイナーの烏賀陽百合様をお招きして、クリスマス・お正月の寄せ植え作りを開催します。
申込期限は12月6日までです。多くの方の参加をお待ちしています。
詳細は下記を御覧ください。
【募集】京都御苑・閑院宮邸跡公開10周年記念イベント「クリスマス・お正月の寄せ植え作り」
2016年10月13日記念講演「古地図に見る京都御苑の歴史」を開催しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
京都御苑南西にある閑院宮邸跡の収納展示館と庭園の一般公開10周年記念イベント第3弾として、元京都市歴史資料館員で現佛教大学非常勤講師の伊東宗裕氏による講演会を開催しました。
今回は、古地図を見ながら京都御苑の前身である公家町の歴史について解説してもらいました。
江戸時代の公家町の変遷にはお家事情が絡んでいたこと、公家町は江戸時代庶民の京都観光コースになっていたことなど伊東講師の解説を聞きながら古地図よく見ると当時の内情や生活が見えてきてとても楽しい講演でした。
講演会の様子
~10周年記念講演のお知らせ~
10周年記念講演第4弾として、11月3日に、(一社)自然環境文化推進機構代表理事で宗教学者の山折哲雄氏と作庭家の重森千靑氏による講演会「京都御苑の庭園の魅力」を開催します。
申込期限は10月27日までです。多くの方の参加をお待ちしています。
詳細は下記を御覧ください。
【募集】京都御苑・閑院宮邸跡公開10周年記念講演「京都御苑の庭園の魅力」
2016年08月09日和歌とお香について学ぼう・お香づくり体験を開催しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
京都御苑・閑院宮邸跡公開10周年記念イベントとして小学生とその保護者を対象に「和歌とお香について学ぼう・お香づくり体験」を行いました。
和歌の話では、五・七・五のリズムについて身近にあるものを例に講師にお話していただきました。バスの中の案内や校歌など普段は意識していないものにも、和歌のリズムが使われていることが分かり、子供たちも親しみを覚え話が盛り上がりました。
和歌の講演の様子
匂い香づくり教室の匂い当てクイズでは、お香の原料が入った袋の中身当てをしました。中身は見えないため鼻だけが頼りなのですが、何種類も嗅いでいると嗅覚が麻痺してきてしまい、ますます分からなくなってしまいました。何に使われている材料か、身近な香りを思い出しながら皆さん一生懸命考えていました。鋭い回答も多く、お香のプロである松栄堂スタッフもびっくり。
自分だけのオリジナル匂い香づくりでは、ブレンドするお香の種類で匂いが変わるため、皆さん真剣に匂いを嗅ぎながら1つ1つを選んで好きな香りを完成させていました。
オリジナル匂い香づくりの様子
2016年07月25日夏の自然教室を開催しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
今回の自然教室は、京都御苑の北東にある「母と子の森」をフィールドに生きものの観察を行いました。
京都御苑の夏の昆虫の代表といえば、朝から勢い良く鳴いているセミ。谷講師から雌雄の見分け方について、実際にセミの抜け殻を観察しながら教えてもらいました。「間違った人は居残りです」と谷講師に言われると、笑いながらもみなさん一生懸命観察していました。
梅雨が明けて雨が降らない日が続き、きのこにとっては厳しい時期ですが、今回は乾燥に強いマンネンタケや木陰で乾燥をしのいでいたチチアワタケなどのきのこを見つけることができました。
母と子の森は日陰が多く、夏の暑さを和らげてくれる場所です。生きものの解説パネルもあり、夏の生きもの観察の場として最適ですので是非ご利用ください。
セミの雌雄の違いについて観察
苑内で採集したスズメバチの標本
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に年4回開催しています。
次回の秋の自然教室は平成28年11月20日(日)です。集合場所など詳細は追ってHP等でお知らせします。
初心者の方を対象にしていますので、どうぞお気軽にご参加ください。
2016年07月01日夏のトンボ池一般公開しました(報告)
京都御苑イベント・自然教室
7月1日~3日の3日間、京都御苑のトンボ池を公開しています。
今日は梅雨の季節の公開初日でしたが、晴天に恵まれました。トンボ池は例年8月に公開していますが、今年はトンボ池に多く生育しているハンゲショウの葉が白くなる時期に併せて公開しています。
暦の上では、夏至から11日目を半夏生といい、今年はトンボ池開催初日の7月1日です。まさに今、きれいに葉が白くなったハンゲショウを観察することができますので是非お越しください。
ハンゲショウ
生きものでは、オオシオカラトンボの産卵や、木の穴で休んでいるモリアオガエルを観察することができました。
また、梅雨の季節ということもあり、多くの種類のきのこが出ており、みなさん講師の解説を熱心に聞いて観察されていました。残り2日どのような生きものが観察できるか楽しみです。
木の穴で一休み中のモリアオガエル
トンボ池一般公開の詳細はこちら → 夏のトンボ池一般公開のお知らせ
2016年05月23日新緑のトンボ池一般公開報告
京都御苑イベント・自然教室
5月20日~22日の3日間はとても良い天気だったため、モノサシトンボとオオシオカラトンボ、モリアオガエルは毎日トンボ池に顔を出してくれました。
自由にトンボ池内を見ることができるため、じっくり生きものを観察する参加者が多かったです。また、質問もたくさんあり、参加者との会話が弾みました。
最終日にはヒラタクワガタのオス・メスが観察でき、子供たちに大人気でした。
また、木の枝に産卵したモリアオガエルの卵塊からオタマジャクシが出て池に落ちる様子を見ることができ、出てくる度に参加者から歓声が上がっていました。
竹筒から顔をのぞかせるモリアオガエル
オオシオカラトンボ
谷講師が捕まえたクロスジギンヤンマを観察
次回の「夏のトンボ池一般公開」は7月1日~3日の3日間、9:30~12:00を予定しています。
詳細は追ってホームページや苑内のポスター等でお知らせします。
是非ご参加ください。
4月16日(日)に、春の自然教室を開催しました。
お天気に恵まれたこともあり、参加者数は180人以上!とても賑やかな観察会となりました。
今回の観察会のテーマは"春の御苑にふれよう"。
富小路口やトンボ池の周辺で、各分野の先生方の解説のもと、さえずりを始めた野鳥やキムネクマバチなどの春の昆虫、奥ゆかしいモミやアオキの花、「冬虫夏草」の一種であるオオセミタケ、モミの樹に着いたモミサルノコシカケなどを観察しました。
アオサギのコロニー。11個の巣がありました。
モミの花を観察しました。
「枝先に付いているのが雌花で、たくさんぶら下がっているのが雄花かな・・・」
雄花を揺らすと、中から花粉がたくさん出てきました。
足下をよく観察すると、オオセミタケを発見。太いマッチ棒のような姿をしていました。
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に、年4回開催しています。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の先生のお話を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
次回、「夏の自然教室」は平成29年7月23日(日)、集合場所は乾御門の予定です。詳細は追ってHP等でお知らせします。
どうぞお気軽にご参加ください。
~お知らせ~
○新緑のトンボ池一般公開5月23日(火)~5月24日(水) 9:30~12:00
京都御苑の「トンボ池」を期間限定で公開します。
カエルやトンボ等の生き物をぜひ観察しに来てください。(無料、出入り自由)