国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑
10月15日(日)に秋の自然教室を開催しました。今回のフィールドは、京都御苑の北東にある「母と子の森」の周辺です。あいにくの雨でしたが、参加者からは多くの質問がよせられ、充実した教室となりました。 河合講師からは、自然教室の開催直前に飛んでいた小鳥や、ちょうど近くに飛んできたキジバトについて教えてもらいました。
アトリ、ヒヨドリ、スズメ、カワラヒワの混群が、ケヤキの果実を食べていたとの解説。アトリは冬鳥で、この時期の飛来は例年よりも少し早いとのことです。
谷講師からの解説では、この時期に見られるアカトンボのなかまの見分け方や生態について教えてもらいました。中には、シベリアやユーラシア大陸から海を渡ってくる種類もいるそうです。
オナガアカネとタイリクアキアカネは、海を渡って秋に日本に飛来するそうです。
塚本講師からの解説では、京都御苑で繁殖しているアオバズクの「食べ残し(食跡)」について教えてもらいました。食べ残しを丹念に調べることにより、御苑に生息する昆虫を知ることができます。
食べ残しは標本として整理されていて、それぞれに、採取者や日付、採取場所などを記載した小さなラベルが添えてありました。この記録を残すことが大切なのだそうです。
他にも、イヌビワやシキミの果実、ハシブトガラスとハシボソガラスの生態の違いなどについて学びました。
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に、年4回開催しています。植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の先生のお話を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。次回、「冬の自然教室」は平成30年1月21日(日)、集合場所は堺町御門の予定です。詳細は追ってHP等でお知らせします。
○講演会「京都を取り巻く自然と生物多様性」
平成29年11月3日(金・祝) 13:30~15:30(受付 13:00~)私たちが暮らすまちの自然や生物多様性を、どのように守り、将来世代に残していけばいいのでしょうか。今回の講演会では、宗教学、植物分類学、造園学などを極められた講師にお話しいただき、私たちが日常の中で、取り組んでいくためのヒントを得たいと思います。(無料、事前申込み制)詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_60.html
どうぞお気軽にご参加ください。
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10月15日(日)に秋の自然教室を開催しました。今回のフィールドは、京都御苑の北東にある「母と子の森」の周辺です。あいにくの雨でしたが、参加者からは多くの質問がよせられ、充実した教室となりました。
河合講師からは、自然教室の開催直前に飛んでいた小鳥や、ちょうど近くに飛んできたキジバトについて教えてもらいました。
アトリ、ヒヨドリ、スズメ、カワラヒワの混群が、ケヤキの果実を食べていたとの解説。
アトリは冬鳥で、この時期の飛来は例年よりも少し早いとのことです。
谷講師からの解説では、この時期に見られるアカトンボのなかまの見分け方や生態について教えてもらいました。中には、シベリアやユーラシア大陸から海を渡ってくる種類もいるそうです。
オナガアカネとタイリクアキアカネは、海を渡って秋に日本に飛来するそうです。
塚本講師からの解説では、京都御苑で繁殖しているアオバズクの「食べ残し(食跡)」について教えてもらいました。食べ残しを丹念に調べることにより、御苑に生息する昆虫を知ることができます。
食べ残しは標本として整理されていて、それぞれに、採取者や日付、採取場所などを記載した小さなラベルが添えてありました。この記録を残すことが大切なのだそうです。
他にも、イヌビワやシキミの果実、ハシブトガラスとハシボソガラスの生態の違いなどについて学びました。
~自然教室~
自然教室は、春夏秋冬の季節毎に、年4回開催しています。
植物やきのこ、野鳥、昆虫といった各分野の先生のお話を聞きながら、京都御苑の多種多様な生物を観察します。
次回、「冬の自然教室」は平成30年1月21日(日)、集合場所は堺町御門の予定です。詳細は追ってHP等でお知らせします。
~お知らせ~
○講演会「京都を取り巻く自然と生物多様性」
平成29年11月3日(金・祝) 13:30~15:30(受付 13:00~)
私たちが暮らすまちの自然や生物多様性を、どのように守り、将来世代に残していけばいいのでしょうか。今回の講演会では、宗教学、植物分類学、造園学などを極められた講師にお話しいただき、私たちが日常の中で、取り組んでいくためのヒントを得たいと思います。(無料、事前申込み制)
詳細はこちら:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/post_60.html
どうぞお気軽にご参加ください。