国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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2020年4月 3日

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2020年04月03日清明(せいめい)

皇居外苑バックナンバー2019 / 北の丸公園の桜 / 季節の便り / 春の花 / 気象観測

※新型コロナウィルスの影響拡大により、不要不急の外出に対する自粛が求められるようになった昨今、これらの措置を考慮して記事の発信を控えるブロガーさんも増えてまいりました。

そうした状況の中、私ども北の丸公園としましては、敢えて『こうした時期だからこそ』の想いで、外出や野外活動を控えている皆様にとって「心の癒やし・拠り所」となれるような情報の発信を継続していこうと考えております。

4月4日は二十四節気で言う清明です。

清明とは、清浄明潔を略したもので、桜や草木の花が咲き・春先の生き生きとした気があふれてくる頃とされており、沖縄県では、祖先を祭る清明祭/ウシーミーが行われる日となっています。

北の丸公園では、春を告げる定番ともいえるソメイヨシノのピークが過ぎ、ピンクの花を激しく散らせ始めていますが、遅咲きのサクラ類などは見頃となりました。

それでは、現在の園内自然状況とサクラの開花状況をお知らせします。

ゆきだるまとソメイヨシノ(2020年3月30日、芝生地にて撮影)

2020年3月29日の積雪は1988年(昭和63年)以来、実に32年ぶりとなる遅い積雪でした。

園内にあった雪は溶けてしまいましたが、芝生地にどなたかが作った雪だるまが残っておりました。

大イチョウ(2020年4月3日、日本武道館付近にて撮影)

日本武道館の向かいにある大イチョウが芽吹き始めました。

ハナズオウ(2020年4月3日、日本武道館付近にて撮影)

マメ科ハナズオウ属に分類される中国原産の植物で、花は4月頃に咲き、庭木として植えられます。

名前の由来は、花の色が染料の蘇芳(すおう)の色に似ていることから、ハナズオウと付いたとされています。

※染料を取るスオウは、マメ科もしくはジャケツイバラ科のジャケツイバラ属に分類される別の植物です

八重系の遅咲きのサクラ類(2020年4月3日、吉田茂像付近にて撮影)

日本武道館と科学技術館の間の緑地では、ヤエムラサキ、ハタザクラ、イチヨウが見頃を迎え、ギョイコウの開花が始まりました。

遅咲きのサクラ類は見頃を迎えましたが、サクラ自体の季節はそろそろ終盤です。

なお先週ご紹介したレンギョウやシャガなどはまだまだ咲いており、園内は花であふれています。

最後に、このブログが外出自粛にご協力頂だいている皆様に、僅かながらの癒しのひとときと、少しでも外出できたような気分を提供できたようでしたら幸いに思います。

※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた皇居外苑(北の丸公園区域を含む)での花見時期の対応に関するお知らせがありますので、下記URLにてご確認下さいませ

URLhttp://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_202.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)

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しょうけい館(戦傷病者史料館)

日本武道館

千代田区立図書館

日比谷公園

(順不同)

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九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線都営地下鉄新宿線

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(順不同)

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