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2018年8月28日

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2018年08月28日ハラビロカマキリ

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自然情報の収集のため、北の丸公園内を歩いていた際、クスノキから風にあおられて落ちてきたハラビロカマキリに出会うことができました。

(2018.8.20 撮影)

落ちてきてびっくりしたのかこちらを向いて威嚇のポーズをしています。

ハラビロカマキリは5月から11月まで見ることができ、日本では本州から九州に生息しています。

草や木の上で待ち構えて、近付いてきた昆虫などを捕まえて食べる肉食昆虫です。

ハラビロカマキリの名前のとおり、よく見られるオオカマキリと比べて腹が大きいこと、胸部分が短いことが特徴ですが、その他にも特徴があります。

※体型の比較イメージ図

背中から見て羽の部分に白い点(写真左)、前足の突起(写真右)、なども特徴となっています。

また、産卵管(卵を産むための器官)があるためこのハラビロカマキリはメスと考えられます。

※黄色い点線の円の範囲に産卵管が見えます。

今回はハラビロカマキリでしたが、他にもオオカマキリやコカマキリなどの他の種類のカマキリが日本には生息しています。

北の丸公園ではセミの数も少なくなり、コオロギの鳴き声が多くなってきていて、季節が変わってきていることを実感します。

カマキリ類やバッタ類は日本武道館と科学技術館の間の草地で出会えるかもしれません。

環境省では暑い夏をCOOLに地球と人に優しくすごすためのホームページを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館では企画展・所蔵作品展のほか、「MOMATサマーフェス」7月20日から9月17日が開催されます。

東京国立近代美術工芸館では9月14日から12月9日まで、日本・スウェーデン国外交関係樹立150周年企画展「インゲヤード・ローマン展」が開催予定です。

科学技術館では毎日たくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」が7月21日から9月1日の日程で開催されます。

昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。

(順不同)

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