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2018年7月19日

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2018年07月19日土用と丑の日

皇居外苑バックナンバー2018 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り

真夏の気候が続きますが、日本人には馴染み深い土用丑の日(7月20日と8月1日)があり、夏バテしない食べ物を食べる風習があります。

土用(どよう)と丑(うし)の日はなぜこう呼ばれているかご存じでしょうか。

これには諸説ありますが、古代中国の五行思想(ごぎょうしそう)によると、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成り立っていると言われています。

そのため四季には春が木、夏が火、秋が金、冬が水と当てはめられました。

しかし季節は急に変わるわけではなく、変わり目が存在するため、土はそこに当てはめられました。

そしてこれが土用と呼ばれています。

【2018年の季節】

立春

2/4

春の土用


4/17~5/4

立夏

5/5

夏の土用


7/20~8/6

立秋

8/7

秋の土用


10/20~11/6



11/7

冬の土用


1/17~2/3

土用とは二十四節気の中でも変わり目で、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことを指します。

そのため土用は各季節に存在します。

丑は十二支(じゅうにし)と関連して付けられており、カレンダーにも小さく十二支が振られているものがあります。

この十二支(干支)は、古代中国では天文学・時計・方位・年・月など様々な形で使われていたことにより、日にも割り振られていました。

それによって、1日(子) 2日(丑) 3日(虎)...というように十二支が12日ごとに割り振られており、立秋の前の土用、7月20日と8月1日に割り振られた丑で、土用丑の日となります。

土用丑の日にウナギを食べるキャンペーンが行われますが、これには昔、夏の暑い時期に'う'の付く梅干しやうどんといったものを食べると夏バテしないという風習があったとされていて、それにあやかってウナギを食べるキャンペーンをしたことで土用丑の日にウナギと言われるようになったそうです。

連日猛暑が続いています。適切な冷房やこまめな水分補給をしてお過ごしください。

東京国立近代美術館では企画展・所蔵作品展のほか、「MOMATサマーフェス

7月20日から9月17日が開催されます。

東京国立近代美術工芸館では「こどもとおとなのアツアツこうげいかん」(6月19日 から8月26日)が開催中です。

科学技術館では「青少年のための科学の祭典 2018全国大会」が7月28日,29日(日)の日程で開催されます。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」が7月21日〜9月1日の日程で開催されます。

昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

(順不同)

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