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2018年7月12日

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2018年07月12日夏の木陰とヤブミョウガ

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北の丸公園の最寄り駅のご案内

北の丸公園ではヤブミョウガの花が咲いてきました。

(北の丸公園のヤブミョウガ 2018.7.9撮影)

ヤブミョウガは林の中に生育する草丈1メートル前後の植物で、名前こそミョウガと付いていますがツユクサの仲間です。

なぜミョウガと呼ばれているのでしょう。それは藪(やぶ)に生育すること、見た目がミョウガに似ているためこの名前が付いたようです。

見分けの付きにくい両者ですが、見分ける方法があります。

(ヤブミョウガ)                (ミョウガ)      

左がヤブミョウガで、右がミョウガです。外見は一見すると違いはないように見えますが、近付いて見ると葉が違います。ヤブミョウガはツヤがあり触るとザラザラしていますが、ミョウガはツヤがなく触るとツルツルしています。

また、両者の花の形状や付き方には大きな違いがあり、見分けるポイントになります。

(ヤブミョウガの花)              (ミョウガの花)

※写真は一例です、園内の植物の採取は禁止されています。

ヤブミョウガの花は6月から9月頃に花が咲き、神楽鈴(かぐらすず)のように先端に小さな白い花をたくさん付けて咲きます。

ミョウガの花は7月から10月頃に花が咲きますが、花は根元からタケノコのように生えてきて、白い半透明の花を咲かせるので目立ちません。食用として流通しているのはこの部分になります。

北の丸公園のヤブミョウガは、ザ・フォレスト北の丸の四阿(あずまや)付近から千鳥ヶ淵側の林などにたくさん見ることができます。

暑い最中ではありますが、北の丸公園の木陰に揺れるヤブミョウガを是非ご覧ください。

なお、お越しになる際は熱中症と蚊の対策をしてお出掛けください。

運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館では企画展・所蔵作品展のほか、「MOMATサマーフェス」7月20日から9月17日が開催されます。

東京国立近代美術工芸館では「こどもとおとなのアツアツこうげいかん」(6月19日 から8月26日)が開催中です。

科学技術館では「青少年のための科学の祭典 2018全国大会」が7月28日,29日(日)の日程で開催されます。

国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」が7月21日から9月1日の日程で開催されます。

昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。

しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」までー傷痍軍人会の紆余曲折ー』が7月19日から9月9日まで開催されます。

(順不同)

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