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[C-3 東アジアにおける酸性雨原因物質排出制御手法の開発と環境への影響評価に関する研究]

(2)酸性雨原因物質排出制御の実施に伴う環境影響評価に関する研究

�た∧�被害に関連する酸性・酸化性物質の生成過程への影響評価に関する研究


[研究代表者]

 

国立環境研究所大気圏環境部

●畠山史郎

[環境庁国立環境研究所]

大気圏環境部大気反応研究室

●畠山史郎

地球環境研究グループ

●村野健太郎


[平成9〜11年度合計予算額]

7,689千円
(平成11年度予算額 2,337千円)


[要旨]

 酸性雨の森林植物への影響に関しては、その被害を受けているのではないかと考えられる地域で、被害の原因となりうる化学的・地球科学的現象とその変化を把握しておく必要がある。森林に被害を与えうる様々な要因のうち、大気化学的な見地からは、酸性雨と酸化性大気汚染物質が重要である。本研究では(1)大陸からの酸性物質輸送の影響を受けているのではないかと危惧される伯耆大山の山頂に到達する気塊の流跡線を計算してその通過地域を分類し、特に冬季には60%以上が大山と中国上海または韓国ソウル付近を結ぶ2本の直線によって構成される扇形の狭い領域を通過してきた気塊が大山山頂に到達していることを見いだした。また(2)強酸化性大気汚染物質として、植物に被害を与える可能性の高い、ガス状の過酸化水素の濃度を国立環境研究所の林内で測定し、その濃度変化に与える様々な気象要素・大気化学的要素の影響を解析した。さらに(3)ガス状の有機過酸化物の生成過程を明らかにすることを目的として、植物起源の天然炭化水素およびその類似化合物とオゾンの反応について、大型の光化学反応チャンバーを用いた実験室的な研究を行い、生成する過酸化物等の収率と、原料炭化水素の構造との関係を調べて、反応機構を推定した。


[キーワード]

 酸性大気汚染物質、酸化性大気汚染物質、流跡線、SO2、過酸化物