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[B−16 地球温暖化抑制のためのCH4、N2Oの対策技術開発と評価に関する研究]

(7)農耕林地から発生するメタンと亜酸化窒素の発生抑制技術の開発に関する研究

��日本の森林土壌でのメタン吸収に関する研究


[研究代表者]

森林総合研究所北海道支所土壌研究室

●石塚成宏

[森林総合研究所]

 

森林環境部 土壌化学研究室

●高橋正通

●阪田匡司


[平成11年度予算額]

2,010千円


[要旨]

 北海道におけるメタン吸収フラックス値の季節変動は、1.5〜6.0mgCH4m-2d-1の範囲に収まった。 その平均フラックス値は3.3mgCH4m-2d-1(S.D.=1.1、n=8)であった。関東地方7カ所におけるメタン吸収フラックス値の季節変動は、0.7〜10.7mgCH4m-2d-1の範囲に収まった。その平均値は3.9mgCH4m-2d-1(S.D.=2.0、n=7)であり、北海道のフラックスよりやや大きかった。以上から、日本の森林土壌におけるメタン吸収フラックス値は、現段階では約3〜4mgCH4m-2d-1であると考えられる。この値は、世界の他地域のフラックス観測値よりも高く、日本の森林土壌はメタン吸収能が高いことを示している。今後はより観測点数を増やし、より精度の高い推定を行っていく必要がある。


[キーワード]

 メタン、森林土壌、針葉樹、広葉樹