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(891KB)
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[研究代表者] |
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国立集塊研究所地球環境研究センター |
●清水英幸 |
[環境庁国立環境研究所] |
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地球環境研究センター |
●清水英幸、鄭有斌 |
生物圏環境部環境植物研究室 |
●大政謙次 |
(委託先) |
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宮崎公立大学 |
●内嶋善兵衛 |
16,399千円
(平成10年度予算額5,413千円)
中国の森林/草原植生に対する地球温暖化影響を予測するために、現地諸研究機関との研究協力体制を整備し、現地の植生・気候関連の諸資料の収集・実験用樹木の種子採取などを行った。
中国本土の植生気候・農業気候への地球温暖化の影響を予測するため、中国の気象資料および大気大循環モデル(MRI-CGCM)のシナリオ(年率1%で大気中の二酸化炭素濃度が暫時上昇、100年経過した場合)を用いて、中国本土の格子点群の予想気象値を解析し、以下の結果を得た。�_甲伐輯�間100年では、年平均気温の上昇は北部の4〜5℃から南部沿海地域の約2-3℃へと減少したが、全域においてH)CC報告(1995)の予想値(約2℃)より上回った。�◆崔箸�さ指数」は北部の約50%から南部の10%弱へと変化するが、その絶対値は20〜30℃・月の範囲にあった。��「有効積算気温」の増加は北部の約900℃・日から南部の約1000℃・日まで増加した。�っ羚颪療貮�季節風地域では、暖かさ指数および有効積算気温の緯度に伴う変化は簡単な指数関数で近似でき、温暖化によるこれら温度資源の等量線の移動を予測できた。�ネ�効積算温度分布では、東部では緯度と平行な等量線図が得られたが、西部地域(四川省中部以西:青蔵高原地域や西北乾燥砂漠地域)では複雑であった。�Ρ�量や純放射量から計算した「放射乾燥度」分布から、中国西部地域の放射乾燥度域や乾燥・砂漠気候域の存在を確認した。��100年後の各格子点の「乾湿係数」から、温暖化によって砂漠気候や草原気候が増加し、若干乾燥化が促進されることが推定された。
また、中国森林地域の主要樹木である、馬尾松、油松、千頭柏、杉木の4種に関して人工光型植物環境制御室を用い、地球温暖化に伴う環境変動に対する生育反応実験を行い、以下の結果を得た。�_硬�(25〜37℃)−生長反応実験から、これら4種とも30℃程度から温度上昇による生育抑制が認められたが、特に杉木の生長は顕著に抑制された。(2)生長解析を行った結果、温度上昇による相対生長率(RGR)の抑制影響は、全種において純同化率(NAR)が影響を受けたことに因っており、光合成産物の分配はほとんど影響を受けていなかった。��湿度(RH40〜70%)−生長実験から、乾燥化によって馬尾松が顕著な生育抑制を受けたが、他の種はほとんど影響を受けなかった。�だ個慌鮴呂侶覯漫�馬尾松のRGRの変化は、NARの変化に因っており、また全種において光合成産物の分配には顕著な変化は認められなかった。�ヌ邀阿任海譴蕕亮�木種は混在しているが、地球温暖化の進行により樹木種の分布や種組成が変化する可能性が示唆された。
環境変動、森林/草原植生、生長、地球温暖化、中国