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[研究代表者] |
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農林水産省畜産試験場栄養部反すう家畜代謝研究室 |
●寺田文典 |
[農林水産省畜産試験場] |
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栄養部反すう家畜代謝研究室 |
●寺田文典、栗原光規(現農林水産技術会議事務局)、永西修 |
4,200千円
(平成10年度予算額4,200千円)
我が国およびアジアからのメタン発生量推定手法の改善を図るための基礎データを得るために、家畜からのメタン放出の簡易測定手法の開発、放牧時を想定しての生草給与時のメタン発生量について検討した。
(1)家畜からのメタン放出の簡易測定手法として、マスク、流量計、ブロア、サンプリングユニット、ガス分析装置(赤外線式)、記録計、パーソナルコンピューターよりなり、一般畜舎において使用が可能な可搬型のシステムを作成した。さらに、その具体的な運用方法を定めるために、メタン発生量の測定精度に及ぼす諸変動要因(個体差、日問差、日内変動)について泌乳牛によるガス代謝試験成績を用いてその諸要因に由来する分散の大きさを比較検討したところ、日内変動がもっとも大きい要因であることが明らかになった。また、メタン発生は給餌パターンに依存していることが示されたので、それに従ったサンプリングスケジュールを組むことを提案した。これに従ってブラーマン種牛および水牛からのメタン発生量を測定したところ、乾物摂取量当たりのメタン発生量は、それぞれ、20,17Lであり、従来の報告に比べて低いものであった。
(2)生草給与時のメタン発生量について、ホルスタイン種乾乳牛4頭を供試し、フード式システムを用いて検討した。その結果、給与草の化学成分含量は生育が進むに従ってその総繊維含量が増加し、粗蛋白質含量が低下した。これに対して乾物摂取量あたりのメタン発生量は総繊維と同様のパターンで増加したが、17〜31Lであり、従来の報告の範囲内であった。また、同一ステージの乾草及び生草給与時の乾物摂取量あたりのメタン発生量について乾乳牛を用いて比較したところ差は認められなかった。
反糊家畜、メタン、測定法、生草、水牛