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(413KB)
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[研究代表者] |
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広島大学総合科学部 |
●堀越孝雄 |
[農林水産省農業環境技術研究所] |
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地球環境研究チーム |
●袴田共之 |
(委託先) |
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広島大学総合科学部 |
●堀越孝雄・中坪孝之・内田雅己・笠井佳子・田中敬子 |
7,500千円
(平成10年度予算額2,261千円)
温度環境の違いが有機物分解速度と土壌微生物に及ぼす影響を明かにするため、富士山亜高山帯の標高の異なる5地点に分解基質を設置し、消失率、菌類バイオマスおよび呼吸活性の測定を行った。分解基質としては、ろ紙とブナ材のチップを用いた。基質の消失率は標高が高くなるにつれ低くなる傾向が認められた。菌類バイオマスの指標として菌類に特有な膜成分であるエルゴステロールを定量した。標高の低い地点では雪解け後に急速に菌類バイオマスが増加したのに対し、標高の高い地点では菌類バイオマスの増加は遅かった。また、9月以降では、一部を除き、バイオマスの増加は認められなかった。基質のエルゴステロール量あたりの呼吸活性と標高との間には、明瞭な関係は見いだせなかった。以上の結果から、標高による温度条件の違いにより微生物バイオマスが変化し、それが有機物分解速度に影響していることが示唆された。野外のリター中の菌類バイオマスと環境条件との関係を明かにするため、北半球に広い分布域をもつ群類のイワダレゴケのリター中のエルゴステロールを定量し、温度環境との関係について検討した。
温度、菌類、土壌、微生物バイオマス、分解