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[研究代表者] |
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農業環境技術研究所企画調整部地球環境研究チーム |
●大浦典子 |
農林水産省農業環境技術研究所地球環境研究チーム |
●袴田共之、山川修治、横沢正幸 |
企画科 |
●野内勇 |
11,642千円
(平成10年度予算額4,050千円)
UV-B増加が作物の生育、収量に与える影響を明らかにするため、コムギ(triticumaestivumL.)を用いた栽培試験を実施した。UV-Bと温暖化に関するCO2および気温、栽培方法に関する施肥法品種などを補助的要因として取り上げ、多因子計画に従い、各因子の効果を検討した。UV-Bは野外の0.8倍相当を対照区とし、野外の約1.6倍(つくば市における20-30%のオゾン層破壊相当)の照射区を設け、ガラス室内で紫外線ランプによる調光照射を行った。
結果は、1)生育過程における茎数の変化に、CO2や品種によってUV-B増加の効果が異なって現れること(交互作用効果)を確認した。2)UV-B増加は分げつを促進したが、CO2が低い場合は最終茎数の減少をもたらした。3)穂数(最終茎数)の差は子実粒数の差につながったが、子実重(収量)については、UV-B増加の主効果および交互作用効果は認められなかった。4)品種によるUV-B感受性の差として、キタカミコムギではUV-Bの影響を受けにくいのに対し、農林61号では,UV-B増加による分げつ促進や生育後半の伸長抑制が確認された。
UV-BBE、温暖化、CO2、交互作用、コムギ