研究成果報告書 J98A0225.HTM

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[A−2.臭化メチル等の環境中での動態の把握と削減・代替技術の開発に関する研究]

(2)臭化メチル等の削減・代替技術の開発と評価に関する研究

�ソ�化メチル等の吸着回収技術に関する研究

[研究代表者]

資源環境技術総合研究所

●北川浩

[通商産業省工業技術院資源環境技術総合研究所]

熱エネルギー利用技術部

●北川浩

大気圏環境保全部

●指宿尭嗣

大気圏環境保全部 保全技術研究室

●櫛山暁、小林悟

企画室長

●水野光一

[平成8〜9年度合計予算額]

25,634千円

(平成9年度予算額13,009千円)

[要旨]

 オゾン層を破壊する物質である臭化メチル等の効果的な回収技術に資するために、臭化メチル等の回収用活性炭素繊維の製造技術に関する研究並びに吸着ガスの脱着にマイクロ波を利用した吸着回収システムの開発に関する研究を行い、次のような結論を得た。
 活性炭素繊維の製造技術の開発については、ポリ塩化ビニリデン、フェノール樹脂、石炭ピッチ等から製造した繊維を不活性ガス中で炭化後、水蒸気あるいは二酸化炭素を用いて反応律速条件下で均一な賦活することによって、市販の活性炭よりも臭化メチルの吸着能力の優れた活性炭素繊維を製造できることを明らかにした。そして、賦活時の炭素のバーンオフには最適値があること、吸着処理すべき臭化メチルの濃度によりこの最適値が変化することなどがわかった。
 臭化メチルの吸着システムについては、マイクロ波を照射しながら吸着ガスの脱離挙動の検討を行い、以下の結果を得た。1)マイクロ波を脱着に利用するに当たっては、火花発生を防止するために吸着剤の形状、使用方法等に留意しなければならない。2)マイクロ波の照射方法を適切に設定することにより局所過熱を防止し、均一な加熱を行うことができる。したがって、マイクロ波を利用した臭化メチルの脱離技術は臭化メチルの吸着回収に有効であることがわかった。

[キーワード]

臭化メチル、吸着、活性炭素繊維、マイクロ波