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(303KB)
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[研究代表者] |
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農業研究センター 病害虫防除部長 |
●長藤澤一郎 |
[農業研究センター] |
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病害虫防除部 上席研究官 |
●本田要八郎 |
病害虫防除部 ウイルス病害研究室 |
●御子柴義郎、小林有紀 |
病害虫防除部 畑病害研究室 |
●中山尊登、竹原利明、齊藤初雄 |
病害虫防除部 線虫害研究室 |
●奈良部孝、伊藤賢治、`水久保隆之 |
(委託先) |
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[群馬県園芸試験場] |
●酒井宏、漆原寿彦 |
[高知県農林技術センター] |
●川田洋一、竹内繁治 |
48,792千円
(平成10年度予算額19,960千円)
臭化メチルの代替農薬を探索するため、ショウガ根茎腐敗病に対する数種土壌くん蒸剤の防除効果を検討した。その結果、無処理区の発病が90%を越えるような甚発生条件下での代替くん蒸剤の防除効果は、臭化メチルと比較すると必ずしも十分ではなかった。また、低透過性被覆資材(オルガロフイルム)の使用によって臭化メチルの減量が可能であることが示された。現地圃場での数種土壌くん蒸剤の効果をみると、キルパー液剤処理が臭化メチルと同等であった。メロン疫病に対する数種土壌くん蒸剤の防除効果をみると、クロルピクリン錠剤の各処理、CPテープの埋込み処理及びキルパー液剤の散布混合処理が臭化メチルとほぼ同等であった。メロン黒点根腐病に対しては、クロルピクリンまたはCPテープ処理が臭化メチルにはやや劣るもののある程度の防除効果が期待できるのに対し、キルパー錠剤の散布処理では十分な防除効果が得られなかった。ピーマンモザイクウイルス(PMMV)感染ピーマン栽培圃場の土壌では、少なくとも30�僂凌爾気泙�PMMVが存在しており、罹病性品種を継続して栽培しない条件下では土壌中のPMMV量は比較的速やかに減少すると推察された。キルパー液剤による土壌くん蒸はPMMVの土壌伝染には効果的ではなく、前作の残漬の分解が不十分な状態でのくん蒸は、土壌伝染を助長する可能性が示唆された。トマト根腐萎凋病に対する熱水注入土壌消毒の効果は、臭化メチルとほぼ同等であった。メロン黒点根腐病に対する熱水注入処理は、耕土の下に難透水性の硬い層のある場合や多量のかん水で固まる圃場では効果が劣ると考えられた。
スイカ黒点根腐病に対する臭化メチル代替薬剤及び熱水土壌消毒の防除効果を検討した結果、クロルピクリン錠剤の効果が高く、熱水処理とキルパー液剤(10倍希釈液を土壌表面散布)はやや劣った。しかし、キルパー液剤の原液点注処理及ぴ100倍希釈液の散水処理は臭化メチルよりは劣るが実用的な防除効果を示した。
ネコブセンチュウに対する熱水土壌消毒の効果を天敵出芽細菌パスツーリア菌で補完する可能性を検討するため、熱水処理が細菌胞子に与える影響を検討した。その結果、地表下20�儖焚爾任倭�殖能力への熱水(最高到達温度65℃)の影響はほとんどなかった。65℃では大部分のネコブセンチュウが死滅するため天敵細菌と熱水処理を組み合わせたネコブセンチュウ防除が可能である。
熱水土壌消毒法において、熱水温度ならびに処理量の違いがトマト萎凋病の防除効果に及ぼす影響について検討した結果、より高温かつ多量の熱水処理によって温度上昇が速まると防除効果が高かった。主要土壌病原菌の熱死滅条件を検討したところ、供試菌中ではFusarium oxysporumが最も耐熱性が高かった。このことから、Fusarium菌の熱死滅条件に沿った熱水処理により他の主要土壌病原糸状菌による被害は回避できると考えられた。ナス半身萎凋病を防除するために必要な殺菌深度は地表下30�儖平爾任△襪海箸�判明した。
熱水土壌消毒、フザリウム菌、線虫、土壌伝染性ウイルス、スイカ黒点根腐病、ショウガ根茎腐敗病、トマト萎凋病