
|
| |
|---|---|
(677KB)
|
[研究代表者] |
|
国立環境研究所化学環境部計測技術研究室 |
●横内陽子 |
[環境庁国立環境研究所] |
|
化学環境部 計測技術研究室 |
●横内陽子 |
大気圏環境部 |
●鷲田伸明 |
大気圏環境部 大気反応研究室 |
●今村隆史、猪俣敏、古林仁 |
(委託先) |
|
東京大学理学部 |
●巻出義紘 |
45,924千円
(平成10年度予算額15,111千円)
(1)船舶調査によって大気中臭化メチルのグローバルな緯度分布を観測した結果、�)免承紊汎酥承紊諒振冉仕挌�1.2-1.3、��中緯度から高緯度にかけての緩やかな濃度減少、�G�帯の島周辺における高濃度、などの特徴が明らかとなった。これらの観測データとモデル計算による人為起源臭化メチルの分布を基に自然起源臭化メチルの分布を評価した。その際、南半球における人為起源臭化メチル濃度が南極氷床中の最近の増加分と合うように、臭化メチルの総寿命の最適推定値を1.3年とした。人為起源臭化メチルの寄与は北・南半球でそれぞれ40%、25%となり、使用廃止によって成層圏へ持ち込まれる臭素は約30%が減少すると予測された。また、自然起源臭化メチルに関しては熱帯域にやや高いピークをもつ南北両半球にほぼ対称の分布が得られ、熱帯域が臭化メチルの大きな発生源であることが示唆された。(2)臭化メチルの代替品の一つで国内での使用量が最近増大しているクロロピクリンに関し、その大気光酸化過程とその光化学オゾンヘの影響を光化学反応チャンバーを用いて調べた。その結果、クロロピクリンは大気中では光分解によって消失する事、光化学反応によりホスゲンが収率1で生成する事、クロロピクリンの放出が光化学オゾン濃度を増大させ得る事が明らかとなった。他の代替品の一つであるMITCや今後土壌薫蒸に用いられる可能性のあるプロバルジルブロマイドの大気寿命に関しても調べた。
臭化メチル、緯度分布、発生源、クロロピクリン、光化学オゾン