研究成果報告書 J98A0152.HTM

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[A−1.衛星データを活用したオゾン層破壊機構の解明及ぴモデル化に関する研究]

(5)不均一反応によるオゾン破壊機構に関する研究

��PSCsキャラクタリゼーション及びハロゲンリザーバ一分子との相互作用の解明

[研究代表者]

資源環境技術総合研究所

●佐藤優

[通商産業省工業技術院資源環境技術総合研究所]

大気圏環境保全部励起化学研究室

●佐藤優、和泉博、瀬戸口修、松沢貞夫、清水征生

大気圏環境保全部

●田森行男、指宿尭嗣

[平成8〜10年度合計予算額]

18,152千円

(平成10年度予算額5,222千円)

[要旨]

 衛星等で観測される極成層圏雲(PSCs)の赤外スペクトルからの組成・相の判断に寄与するデータの提供を目的に、実験室において、PSCsの主要な成分であることが確認されている水・硝酸を原料として作成した模擬PSCsの赤外スペクトルの光学特性について、観測データに 類似したスペクトルの得られる反射法を中心に検討した。PSCs組成として可能性の高い硝酸3水和物(NAT)組成付近での赤外反射スペクトルからの組成・相の直接同定は困難であったため、同一堆積基盤を用いて、反射スペクトル及び、組成・相の同定の容易な透過スペクトルを測定できる方法により堆積基盤の組成・相の同定を行い、同時に反射スペクトルの評価を行った。過去の航空機によるPSCsの太陽掩蔽法での観測値に最も近いスペクトルは、KRS-5基盤に堆積させたNATフィルムの場合で得られたが、測定されたスペクトルのKramers-Kronig変換結果がNATの透過スペクトルを与えたため、主として堆積したNAT表面付近の散乱した反射光を見ているものと評価された。

[キーワード]

極成層圏雲(PSCs)、室内模擬実験、赤外分光測定、反射スペクトル、NAT