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(157KB)
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[研究代表者] |
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国立環境研究所大気圏環境部 |
●Kournossenko,Sergei |
[環境庁国立環境研究所] |
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大気圏環境部 |
●中根英昭 |
1,966千円
(10年度当初予算額1,966千円)
オゾンホールに見られるような極域成層圏雲(PSC)を原因とするオゾン層破壊は、極域の冬から春にかけて生じるが、時にはその一部が中緯度に影響を及ぼす。このような条件では、「純粋の中緯度のオゾン減少トレンド」に加えて付加的なオゾン減少トレンドを示す可能性がある。従って、極渦の影響を受けた場合とそうでない場合に分けてオゾントレンドを評価することが重要である。本研究では、オゾンゾンデデータを用いて、高度毎のオゾントレンドを、極渦の影響を受けた場合と受けない場合に分けて評価するために、まず、
1)オゾンゾンデデータに現れる季節変動を表す関数形、
2)準二年周期(QBO)を表すデータ(関数形)、
3)約11年の太陽活動周期を表すデータ(関数形)、
について検討した。これらの成分とトレンド成分について考慮した統計解析によってこれらの成分を除去した後に、
4)極渦解析結果を用いて極渦との位置関係によりカテゴリー分けを行い、
それぞれのカテゴリーについて付加的なトレンド解析を行った。その結果、通常のオゾン鉛直分布のトレンドについては、文献値と良い一致が見られた。トレンド、季節変動、QBO、太陽活動周期の成分を引き去った後にできる「残差」について極渦の影響を受けた場合とそうでない場合を比べたところ、極渦の影響を受けた場合はオゾンが大きな付加的な減少トレンドを示している例が見られた。
オゾントレンド、極渦が中緯度に及ぼす影響、付加的なオゾントレンド