研究成果報告書 J96D0431.HTM

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[D−4 サンゴ礁生態系の維持機構の解明とその保全に関する研究]

(3)サンゴ礁変質のモニタリング手法の開発に関する研究

�/綯羃菫�アーカイビングによるサンゴ礁変質のモニタリング手法の開発


[研究代表者]

国立環境研究所地球環境研究グループ

海洋研究チーム  ●原島 省

[環境庁 国立環境研究所]

地球環境研究グループ

海洋研究チーム

●原島 省・功刀正行・原田茂樹

地球環境研究センター

 

●宮崎忠国


[平成6〜8年度合計予算額]

25,020千円)

(平成8年度予算額 8,247千円)


[要旨]

 サンゴ礁における生態系構成要素の分布状態とその成長・変質等を客観記述し、サンゴ礁環境の長期変動の解析するために、水中画像を系統的に撮影し、アーカイブ(保存データ)とする手法を確立した。画像取得の方法として以下の2系統を考えた。A方式は同一地点に年1回〜数回繰り返しコドラートを置き、スチル画像を撮影する方式で、八重山諸島黒島周囲の7測線で実施した。これらの画像をディジタル化しCDROM格納を行う。さらに、コドラートが正方形になるような幾何補正による規格化をおこない、これに基づいて数値処理を行った。1994〜1996年度内に行った画像取得の他に、海中公園センター(財)によって行われた1990〜1992年の同地点のコドラート水中画像を収集した。B方式ではビデオカメラとスチルカメラを収めた水中ハウジングを調査船にとりつけ、サンゴ礁海域を低速で航走撮影を行う。この方式で、石垣島−西表島間のリーフに沿って数キロメートル分の画像取得を行い、無作為抽出と考える。96年度には、さらに西海区水産研究所石垣支所所属のグラスボートにより浦底湾のパッチリーフの航走撮影を行った。ビデオ画像は動画処理ソフトウェアによりディジタル化する。得られた画像時系列からは、オニヒトデの食害からのサンゴの回復状況、種による群体成長率の相違、サンゴ種同士の競合などが判読できる。このような手法がサンゴ礁の変質を評価し、環境管理を行うための有効な手法であると考えられる。


[キーワード]

サンゴ礁変質、CDROM、アーカイブ、水中コドラート撮影、航走撮影