研究成果報告書 J95F0110.HTM

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[F−1 森林破壊が野生生物種の減少に及ぼす影響の機構に関する研究]


[研究代表者]

農林水産省 森林総合研究所森林生物部森林動物科  ●三浦慎悟

[環境庁 国立環境研究所]

地球環境研究グループ 野生生物保全チーム

●椿 宣高・高村健二・永田尚志

[農林水産省 森林総合研究所]

 

森林生物部 森林動物科

●三浦慎悟

多摩森林科学園 森林生物研究室

●林 典子

(委託先)鹿児島経済大学

●船越公威

自然環境センター

●石井信夫


[平成3〜7年度合計予算額]

115,383千円

(平成7年度予算額 20,741千円)


[要旨]

 この研究では熱帯林の破壊が進行し野生生物種の減少が著しいマレーシアの熱帯林において、分類群の異なる野生生物群集の構造と動態を追跡することを通じて、生息地の撹乱が野生生物種の減少に及ぼす機構の解明を行うことを目的としている。複数の調査地を設置し、糞虫類、鳥類、コウモリ類、樹上性リス類、地上性哺乳類について調査を行った。それぞれの動物群において群集の組成が明らかにされるとともに、環境撹乱の指標種とその生態が把握された。その知見の多くは最初のものであり、熱帯林における野生生物の多様性の保全管理のための基礎的な資料を提供している。


[キーワード]

森林破壊、野生生物群集、種多様性、糞虫類、鳥類、コウモリ類、樹上性哺乳類、地上性哺乳類