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[研究代表者] |
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森林総合研究所 ●野口正二 |
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[農林水産省 森林総合研究所] |
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森林環境部 |
水流出管理研究室 |
●野口正二 |
気象研究室 |
●谷 誠 |
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水資源保全研究室 |
●志水俊夫 |
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19,964千円
(平成7年度予算額 5,268千円)
マレーシアのBukit Tarek森林水文試験地にて流域調査および水文観測が実施された。流域調査によって、土壌物理特性、土層深および土壌における雨水の水みちが明らかにされた。また、水文観測の結果、熱帯林における降雨・流出特性が明らかにされた。年間の降水量の62.0%は13:00〜19:00の間に生じ、明瞭な日周期変化がみられた。また、降雨イベントは、温帯地域(日本:常陸太田試験地)と比較して降雨継続時間は短く、総降水量は小さいものの、降雨強度が高いことが明らかになった。直接流出量と一降雨量の関係について、30�舒焚爾旅澑�の場合、初期流量にあまり依存せず、直接流出量は一降雨量の10%以下であった。30�个魃曚┐觜澑�のとき、初期流量によって直接流出量が異り、初期流量が0.1�丕�-1以上の時、初期損失を越える雨水(この場合30�弌砲�、直接流出量になると判明した。被圧逓減係数および不圧逓減係数はそれぞれ0.0290〜0.05315(平均値:0.04165)および0.01095〜0.01962(平均値:0.01590)であった。乾燥期間において、降雨イベントによる出水時、流量は降雨の終了とともにすばやく減水した。この理由は、この時土壌水分が高サクションから低サクションに変化しており、雨水が土壌に保持され河道に流出しなかったたためと考えられた。湿潤期間において、土壌水分は低サクションで変化しており、動水勾配が約1.0で圧力水頭に対応した土壌水分の下向きフラックスが存在していた。この期間中、河川流量は降雨によってすばやく応答しなだらかに減水した。この理由は、斜面上部から下部にかけて浸透した雨水が途中で貯留されず河川に流出するためと考えられた。短期水収支法によって蒸発散量を推定した結果、年間を通じて明瞭な季節変化は見られなかった。また、季節によって土壌水分の変動のために系統的に過小に、あるいは過大に評価される傾向があることがわかった。土壌水分の観測結果から貯留量を求めて考慮した結果、平均日蒸発散量は、2.74〜4.86�弌癖振冀諭В魁ィ牽貝弌砲箸覆辰拭A�定された水収支期間において、貯留量は51.8�个�ら−53.8�个虜垢�生じていた。
熱帯林、降雨特性、流出特性、水文応答、蒸発散