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[研究代表者] |
森林総合研究所 森林環境部 森林災害研究室 ●吉武 孝 |
[林野庁 森林総合研究所 森林環境部] |
森林災害研究室 ●吉武 孝・島田和則・岡野通明 |
14,364千円
(平成7年度予算額 4,741千円)
関東地方の高海抜山岳林におけるシラビソ・オオシラビソ等の常緑針葉樹の縞状枯損現象は、従来から自然現象のひとつとして考えられている。しかし、最近北関東及び、丹沢山系で顕在化しているダケカンバ・ミヤマハンノキ等の落葉広葉樹高木の樹木衰退現象は、酸性霧の影響による枯損現象ではないかと疑われている。我々は日光白根山及び日光男体山の海抜2,100m地点で雨水、霧水、樹幹流等の採取を、また海抜1,700m地点での雨水の採取を行い、pH、溶存成分等を分析した。1994年6月下旬から9月下旬までの夏季4ヶ月に男体山7合目には26Kg/ha以上の陰イオンが降下していることが明らかになった。さらに、2,100m地点で採取した霧水の中に、pH3.2、SO4濃度66�咫殖譟■裡錬廓仕截苅広咫殖譴量舷紊�確認された。男体山ではダケカンバの葉が本来の黄葉期を経ず、早期に褐色に変色して落葉すること、樹冠上部にある枯死枝に凍傷痕の存在していること、地中流下水にはAlイオンのあること等の知見が得られた。
奥日光、男体山、白根山、酸性霧、ダケカンバ