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[研究代表者] |
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建設省国土地理院測地部測地技術開発室 |
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[建設省 国土地理院] |
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測地部測地技術開発室 |
●雨宮秀男・石原 操・根本正美 |
測地第二課 |
●飛田幹男・川原敏雄・福崎準洋・谷澤 勝 |
55,017千円
(平成7年度予算額 17,214千円)
地球温暖化による海面の変動は年間4〜5ミリメートル程度の上昇とされている。これを実際の観測で精度よく測定することによって、海面変動の正確な予測に役立て、適切な対処を可能とすることが重要である。国土地理院は国内20カ所以上の験潮場で永年にわたり験潮を行ってきた。しかし、日本の国土は地殻変動により継続的に変形しており、験潮場自体が上下変動してしまい、そのままでは正しい海面の変動を測定することは非常に困難である。したがって、VLBIやGPS等の宇宙測地技術により験潮場の地球重心に対する動きを測定し、海面の真の変動量を得ることが必要となる。
国土地理院は、郵政省通信総合研究所と協力して、平成4年度までに験潮場近傍でのVLBI観測を可能とするような超小型VLBI装置を開発した。
この研究は、その装置を用いて験潮場近傍に高精度の基準点を設置するとともに、地殻変動以外の誤差要因に関するレビューと補正手法について検討を行ったものである。
この3年間の研究により、海面変動観測に必要な精度の高い基準点の設置ができた。一方、急速なGPS観測網の整備により、験潮場近傍でのVLBI観測の必要性は低下したともいえる。今後はVLBIの定期的な観測値によって高精度に規正されたGPS観測網の一点として験潮場近傍に観測点を設置し、連続的な験潮場の動きをモニターすることが可能になる。海面変動の立場から、適切な観測点を選定し、長期的に安定した観測を継続することが必要である。
温暖化、海水面変動、VLBI,GPS、験潮