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[研究代表者] |
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国立環境研究所 |
●遠山千春 |
[環境庁国立環境研究所] |
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環境健康部 |
●遠山千春 |
(共同研究者) |
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共立薬科大学 |
●竹鼻 真 |
20,632千円
(平成7年度予算額6,891千円)
白内障発症の原因の一つに紫外線があげられ、近年特にオゾンホールの破壊により、紫外線B波(UV−B)の健康におよぼす影響が懸念されている。本研究では、器官培養法と細胞培養法を用いて水晶体に対するUV−Bの影響について検討した。その結果、水晶体特有のタンパク質であるクリスタリンの分解、修飾が起こり、それは特にαとβ−クリスタリンに生ずることが明らかとなった。さらに、発がん遺伝子の発現が、細胞の増殖、そして間接的にクリスタリンの発現に関与している可能性が示唆された。また、紫外線の照射により水晶体上皮細胞がアポトーシスを起こすことも判明した。以上の結果より、水晶体への紫外線の照射は、クリスタリンの分解、修飾による分子シャぺロン機能の低下、および細胞の異常増殖など、水晶体の恒常性の崩壊を促進し、混濁へと導くのではないかと考えられた。
紫外線、水晶体混濁、白内障、クリスタリン