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[研究代表者] |
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国立環境研究所 環境健康部 環境疫学研究室 |
●小野雅司 |
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[環境庁 国立環境研究所] |
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環境健康部 環境疫学研究室 |
●小野雅司・本田 靖 |
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(委託先) |
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金沢医科大学 |
●佐々木一之 |
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25,207千円
(平成7年度予算額9,408千円)
紫外線暴露と白内障発現の関連を検討するため、国内の自然環境の大きく異なる地域で、一般住民眼科検診と、生活環境中での紫外線暴露量調査を実施した。
1)我が国の紫外線照射量の状況からみて、地域住民の紫外線暴露は、春季から秋季にかけて60〜80%、正午をはさむ数時間で80〜90%を占めることが推測された。
2)国内4地区において、ゴルフ場のキャディーを対象に1年間の紫外線暴露量調査を行った。暴露量レベルは那覇、つくば、札幌、能登の順であり、1年間の累積暴露量は、那覇と比較して、つくば65%、能登43%であった。札幌もおおむね能登と同定度と考えられた。
3)時刻別紫外線強度と戸外活動時間から一定の精度で暴露量の推定が可能と考えられた。
4)眼部の紫外線被曝量をより実態に近い状態で検出することを目的に、ヒト頭部模型を用いた測定装置を作成した。角膜前面の紫外線被曝強度は眼鏡非装用で前額部(地表面と同程度)の70数%から80数%であった。眼鏡装用での被曝強度は非装用時に比べ低かった。
5)白内障に係る住民疫学調査を、札幌近郊、石川県能登地域、沖縄県東部の3地区で実施した。程度Iまでを含めた水晶体混濁は、北海道47%、能登64%、沖縄38%であり、翼状片はそれぞれ10%、1%、30%であった。水晶体混濁の中では、皮質混濁が圧倒的に多かった。
6)太陽光の眼内への入射角度との関連を検討するため、皮質の混濁部位について解析した。混濁の局在に関しては、能登対象群で下方2象限に有意に多く、沖縄対象群では鼻側2象限が耳側2象限に比べ有意に高率であった。北海道群では混濁の局在は認められなかった。
7)皮質白内障と眼鏡装用の間に有意な関連は認められなかった。一方、戸外生活時間については、男性で40〜50歳代と現在の1日の戸外生活時間が5時間以上の者では、4時間以下の者と比べて相対危険度が有意に高かった。
紫外線、暴露量、白内障、疫学調査