研究成果報告書 J95A0132.HTM

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[A−1 オゾン層変動の総合的観測及び解析に関する研究]

(3)成層圏エアロゾルがオゾン層に及ぼす影響に関する研究

�▲┘▲蹈哨襪�オゾン破壊反応に及ぼす影響に関するモデル及び実験による研究


[研究代表者]

 

 

国立環境研究所

 

●今村隆史

[環境庁 国立環境研究所]

地球環境研究グループ

オゾン層研究チーム

●中根英昭・秋吉英治

大気圏環境部

 

●鷲田伸明

大気圏環境部

大気反応研究室

●今村隆史・猪俣 敏・奥貫幸夫・古林 仁

(委託先)

   

東京大学

 

●幸田清一郎

奈良女子大学

 

●林田佐智子


[平成5年度〜7年度合計予算額]

34,646千円

(7年度当初予算額12,161千円)


[要旨]

 成層圏エアロゾル、特に硫酸エアロゾルがオゾン層に及ぼす影響を解明するために、硫酸エアロゾルを生成に関するラジカル反応、ClO及びBrOの関連したラジカル反応の実験的研究、硫酸を含む水溶液へのOHラジカルの取り込み係数の実験的測定、一次元モデルを用いた硫酸エアロゾルのオゾン層破壊への影響のシミュレーション、放射過程と光化学の間のフィードバックを含む一次元モデルを用いた、成層圏エアロゾルが成層圏気温とオゾンに及ぼす影響のシミュレーションを行った。その結果、硫酸エアロゾル生成においてラジカル反応、HS+O→H+SOが重要であること、OHラジカルの液相への取り込みには液面での現象が重要であり、強酸性で大きくなること、シミュレーション結果によると、ピナツボ火山程度の成層圏エアロゾルでは、OHラジカルが大きな役割を果たしており、オゾンは最大8%破壊されることが明らかになった。


[キーワード]

不均一反応、ラジカル反応、硫酸エアロゾル、OHラジカル、取り込み係数、一次元モデル