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[研究代表者] |
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農林水産省 森林総合研究所 |
●坂口精吾 |
[農林水産省 森林総合研究所] |
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林業経営部 経済分析研究室 |
●加藤 隆、古井戸宏通、山本伸幸 |
林業経営部 環境管理研究室 |
●餅田治之 |
北海道支所 経営研究室 |
●土屋俊幸 |
東北支所 広葉樹林管理研究室 |
●大石康彦 |
（委託先） |
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林政総合調査研究所 |
●小池浩一郎 |
２０，８３６千円（平成６年度予算額 ６，４６６千円）
ノルウェー・フランス・国際機関などの環境勘定・自然資源勘定に対する取り組みのクリティカルサーベイに基づいて、本研究においては、わが国にとって最適な森林勘定システムの手法開発に精力が注がれた。具体的には、整合性においてすぐれたフレームワークであるフランスの天然資源勘定体系に即して、（１）レクリエーション利用のための森林管理のフランス型サテリット勘定の作成、（２）森林資源・森林管理部門・林産物に関する統計の詳細な検討および評価、（３）地理情報システムを利用した統計データの作成・管理手法の開発、の３点を実施した。本研究の示唆するところは、持続可能な森林管理におけるストック統計の重要性にかんがみ、（１）森林資源ストックの理論的な類型化、（２）森林資源調査の充実および調査されたデータのＧＩＳによる集約、（３）森林資源・森林管理部門・林産物の適切な分類、の３点が今後必要であるということである。さらに今後、勘定の基礎データの収集を簿記レベルから進める効率的なシステムの開発、および経済モデルとの接合による分析的な利用が期待される。
森林統計、天然資源勘定、サテリット勘定、地理情報システム