研究成果報告書 J94G0121.HTM

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[G−1.砂漠化と人間活動の相互影響評価に関する研究]

(2)半乾燥・半湿潤地域における砂漠化におよぼす人間活動の影響評価に関する研究

�/祐岾萋阿�土地資源に及ぼす影響評価に関する研究


[研究代表者]

 

農林水産省 農業環境技術研究所

●福原道一

[農林水産省 農業環境技術研究所]

 

環境管理部 資源・生態管理科

●福原道一、今川俊明

企画調整部 地球環境研究チーム

●岡本勝男、池田浩明


[平成4〜6年度合計予算額]

25,180千円(平成6年度予算額 8,506千円)


[要旨]

 中国東部の半乾燥・半湿潤地域の奈曼(内モンゴル自治区)、蘭渓(浙江省)、元謀(雲南省)を対象として、主としてリモートセンシング解析により砂漠化進行状況を明らかにし、砂漠化に及ぼす人間活動の影響を評価した。
 その結果は、以下のように要約される。
1)中国東部の主な砂漠化過程として、風の営力による固定砂丘の再活動、流水による表面侵食による紅色土が露出した“紅漠”景観の形成及びガリ侵食によるバッドランド景観の形成について、現地調査で特徴を明らかにした。
2)いずれの場合もランドサットデータを用いて、以下の3つの指数で段階的に砂漠化地域を抽出する手法を確立した。
   �/�被のない部分の抽出・・・…植生指数:(TM4−TM3)/(TM4+TM3)
   ��構造物の部分を削除・・・・…構造物指数:(TM5−TM1)/(TM5+TM1)
   �I汁慂�質の赤色度による抽出…赤色度指数:(TM3−TM1)/(TM3+TM1)
 また、年次の異なるデータを解析し、重ね合わせることにより砂漠化進行状況を把握することができた。
3)砂漠化進行程度を明らかにするために、精度のよい土地被覆/土地利用図の作成手法を開発した。またガリ侵食地域に対しては、ランドサットデータをテクスチャ解析によりガリを抽出し、砂漠化程度を評価できた。
4)各対象地域のモデル地区での砂漠化面積は最近10〜20年間ではほとんど変化はないが、進行あるいは回復の場所は集落等の距離により顕著な違いが認められた。
5)奈曼旗全域を対象として、最近10年間の砂漠化進行状況を示す砂漠化地図を試作した。


[キーワード]

砂漠化、リモートセンシング、中国東部、再活動砂丘、バッドランド