研究成果報告書 J93B1450.HTM

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[B−14 地球温暖化対策技術の評価及び評価手法の開発に関する研究]

(5)農業関連分野の温室効果ガスアナリシス、対策技術探索、個別技術評価に関する研究


[研究課題代表者]

 

農業環境技術研究所

●福原道一

[農林水産省農業環境技術研究所]

 

企画調整部地球環境研究チーム

●福原道一・山口武則・山川修治・大浦典子

(委託先)

 

筑波大学第二農林学系

●田中洋介


[平成2〜5年度合計予算額]

22,906千円

(平成5年度予算額 5,188千円)


[要旨]

 温暖化抑制の観点から、肥料・農薬の低減および省エネルギーを図り、農業生産効率を高めた環境保全型の農業技術を開発するため、既存の文献・資料を整理し、統計手法によって、農業分野におけるエネルギー消費とCO2排出量の実態を定量的に解明、また、CO2排出抑制・省エネルギーおよび環境保全などの具体的個別技術の特徴および将来性を検討するとともに、これらの個別技術について、全国の農業大学教官、国公立農業研究所・試験場研究者、農業改良普及員等を対象にしたアンケート調査によって評価した。その結果、わが国の農林業におけるエネルギー総消費量(1991年)は0.07億tであり、これに伴なって排出されたCO2は0.22億tであった。このうち、石油製品および電力の消費量(1991年)は、石油製品は7,894千kl、電力は386,870千kWhで、これらの消費に伴って排出されたCO2は、0.223億tと試算した。肥料、農薬、農業フィルムなどの主な農業生産資材の製造時にもCO2が排出され、その量は約0.04億tと推定した。農産物の生産過程では、気温調節などにエネルギーが必要な温室、ハウスなどの施設から、CO2が排出され、その排出量は年間10a当たり7,228�圓任△蝓△泙榛惑櫺當�における農業機械の運転作業からもCO2が排出され、その排出量(�圈殖隠娃瓠砲蓮∧萄惑檻沓亜⊂�麦栽培30、裸麦栽培42、六条麦栽培36、大豆栽培75〜101、ナタネ栽培39〜49であることなどが判明した。CO2排出抑制・省エネルギーおよび環境保全の観点からのケート調査やCO2排出抑制・省エネルギーおよび環境保全の具体的な個別技術の評価によって、農林業のもつ環境保全機能とクリーンエネルギーの利用技術の必要性、特徴および将来性を導きだした。


[キーワード]

農業、温室効果ガス、二酸化炭素、省エネルギー、環境保全