研究成果報告書 J92B1021.HTM

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[B−10.地球の温暖化による海水面上昇等の影響予測に関する研究]

(2)宇宙測地技術を用いた海水面上昇の影響予測に関する研究

 �…蕎�型可搬型VLBI局の開発に関する研究


[研究代表者]

 

郵政省通信総合研究所

●高橋幸雄

[郵政省通信総合研究所]

 

関東支所 宇宙電波応用研究室

●高橋幸雄、栗原則幸、日置幸介、今江理人

企画部

●金子明弘


[平成2〜4年度合計予算額]

46,339千円


[要旨]

 海水面の変動の監視は従来、各所に設置されている験潮所において行われている。しかしながら、験潮所自体の地殻変動による高度変化が生じた場合、正しい潮位データが測定されているかの判別が困難である。このため、正確な検潮データを取得するためには、験潮所の高度変化を別途観測することが不可欠である。通信総合研究所では、従来鹿島宇宙通信センターにおいて宇宙測地技術であるVLBI(超長基線電波干渉系)技術の研究開発と大型パラボラアンテナによる国内外の観測局とのVLBI観測により、�僉銑丱�ーダーの精密測位を日本のパイオニアとして実施している。
 本研究課題では、通信総合研究所鹿島局との間でVLBI観測が可能な超小型可搬型VLBI局を開発し、国内の験潮所近傍の基準点の位置変動を高精度に観測し、各験潮所の位置変動観測のためのGPS精密測位のための基準点を与えることを目的として平成2年度より開始したものである。
 3年間の開発研究の結果、世界最小の直径2.4mアンテナVLBI局が完成し、鹿島34mアンテナとのVLBI試験観測の結果、所期の性能が得られ、験潮所位置変動監視のための基準点観測の見通しが得られた。


[キーワード]

VLBI、GPS、験潮所、海水面上昇、温暖化