研究成果報告書 J92A0320.HTM

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[A−3.成層圏オゾン層の物理的・化学的変動機構の解明とオゾン層変動の予測に関する研究]

(2)オゾン層破壊に関与する光化学反応の解明に関する研究


[研究代表者]

 

 

国立環境研究所

 

●鷲田伸明

[環境庁 国立環境研究所]

地球環境研究グループ

温暖化現象解明研究チーム

●坂東 博

オゾン層研究チーム

●林田佐智子

大気圏環境部

大気反応研究室

●今村隆史、三好 明、山本和典、關 金一

 

[平成2〜4年度合計予算額]

23,928千円


[要旨]

 本研究ではオゾン層破壊に関与する光化学過程について�.侫蹈鹽�によるオゾン分解サイクルの機構解明・提唱されているオゾン分解サイクルの検証、�▲�ゾン分解に係わる素反応の速度・機構の解明、��エアロゾル上での不均一反応を見積もるための基礎データの決定、を目的として、�仝�化学チャンバーを用いたオゾン分解模擬実験と数値反応モデル計算、��光イオン化質量分析法を用いたラジカル反応速度の測定、��レーザーレーダ及びオリオールメータを用いた観測によるエアロゾル表面積の見積もりを行った。その結果以下の成果が得られた。�.侫蹈鵝▲魯蹈鵑砲茲襯�ゾン分解速度の違いがCl原子及びBr原子再生反応の違いによって説明出来ることがわかった。代替フロン(HCFC)の相対オゾン分解効率がHCFCの光分解で生成するアルキル型ラジカルの後続反応でのCl原子放出効率に依存することがわかった。オゾンホール内でのオゾン分解機構として提唱されているフロン・ハロンの共存効果の存在をモデル実験で実証出来た。�▲魯蹈瓮織麥爐慮�分解で生成するハロメチルラジカルの反応−特にCCl3ラジカルとオゾンとの直接反応−の速度定数を決定した。��成層圏エアロゾルの表面積高度分布を決定した。


[キーワード]

 光化学チャンバー、オゾン分解模擬実験、光イオン化質量分析法、反応速度定数、エアロゾル表面積