検索画面へ Go Research


[S-1 21世紀の炭素管理に向けたアジア陸域生態系の統合的炭素収支研究]

テーマⅢ:アジア陸域生態系の炭素収支変動予測と21世紀の炭素管理手法の検討

(4)21世紀の陸域炭素管理オプションの総合評価と炭素収支の統合予測モデルの開発[PDF](832KB)

    独立行政法人国立環境研究所
    地球環境研究センター


山形与志樹

<研究協力者>

    独立行政法人国立環境研究所
    地球環境研究センター


岩男弘毅・木下嗣基

    京都大学 大学院地球環境学堂

松本泰子

    東北大学 東北アジア研究センター

石井敦

    尚美学園大学 総合政策学部

岡松暁子

<研究協力機関>

    国際応用システム分析研究所(IIASA)

Michael Obersteiner

  [平成14~18年度合計予算額]  230,728千円(うち、平成18年度予算額 49,013千円)

  [要旨]

  本課題では、他課題において評価される陸域炭素収支変動に関するモデル分析等とも連携して、京都議定書の第2約束期間以降における吸収源の取扱いに関連するポテンシャル評価等、中長期的な科学的炭素管理手法に関する統合的(自然・社会科学の両面)な検討を実施した。特に、下記の2つの研究テーマに関する検討を実施した。1) 土地利用変化を予測する炭素収支変動予測モデルを用いて、中長期的な陸域炭素管理オプションを評価し、人間活動と自然生態の相互作用を考慮した、炭素管理に係わる統合予測モデルを開発した。2) 陸域炭素収支を中長期的に適切に管理するためは、京都議定書の第2約束期間以降においてどのような気候レジーム(制度)が望ましいのかに関して検討した。


  [キーワード]  陸域炭素収支、炭素管理、ポテンシャル評価、予測モデル、レジーム分析