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[B-58 家庭用エネルギー消費削減技術の開発および普及促進に関する研究]
（１）人間のエネルギー消費行動に関する実証実験
�◆．┘優襯�ー消費行動ロボットの設計及び製作
独立行政法人建築研究所
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環境研究グループ
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主任研究員 |
瀬戸裕直
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環境研究グループ |
客員研究員 |
堀 祐治 |
環境研究グループ
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重点研究支援協力員 |
戸倉三和子
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[平成15〜17年度合計予算額]
平成15〜17年度合計予算額(予定) 30,808千円
(うち、平成15年度予算額 14,371千円)
［要旨］
本テーマでは、(1)−�，悩鄒�したエネルギー消費行動モデルに従い、実験住宅内で消費行動を再現するための「エネルギー消費行動ロボット」の設計及び製作を目的としている。
ここでのロボットとは人間の形状をしたものではなく、住戸内における人間のエネルギー消費行動の理論的モデルを各種のセンサー、スイッチ、バルブ、PC、発熱発湿装置、駆動装置によって機械的に再現するシステムを意味する。エネルギー消費行動の様態は、PC上のソフトウェアで設定するロジック(生活スケジュール、センサーからの入力情報とスイッチ・バルブ・その他の機械装置の状態との関数関係)により決定される。ロボットの設置場所は、独立行政法人建築研究所敷地内に既に建設が終わっている実験棟(3層、3列の合計9戸分の住戸空間を有すマンション状の実験建物。製作前のその2区画の状況は、断熱が施されたのみの空間。)の内部の2区画(2住戸)を想定した。本研究で作成したロボットの大きな特徴としては、それらが制御システムにより設定したスケジュールを元にしつつも、自身がロジックに基づいて完全に自律的に動作する点があげられる。特に照明・空調・換気については室内・外界環境の変化に応じて適切な環境になるように機器の使用を自動的に調整することで、より実住戸での使用実態に近い形での評価が可能になっており、給湯についても水栓での給湯温度を判断しながら実使用に近い形で制御されるように工夫されている。
平成15年度においては、内装、配管配線、各種の設備機器、センサー・スイッチ・バルブ、などの設置を行った。また、各種家電機器の運転、照明制御運転、給湯制御運転、人体及び調理時の発熱発湿再現制御プログラム作成を行った。
平成16年度においては、上記制御系統の追加修正および、模擬発熱発室装置の設置を行った。
平成17年度においては、制御系統の見直しおよびネットワーク化、分電制御板の整備を行った。
なお、本章では、テーマ(1)−��「実験住宅における実証実験」のための計測系統の設置結果についても一部併せて報告する。
［キーワード］
ロボット、実証実験、生活シミュレート、自動制御、自律制御
(0.98MＢ)
