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[H-12 景観の変化から探る世界の水辺環境の長期的トレンドに関する環境社会学的研究

(3)多様な水文化主体間の環境コミュニケーションの育成手法に関する研究

有限会社 テラ

小林亜里

株式会社 環境総合研究所

大西行雄

京都精華大学人文学部環境社会学科

嘉田由紀子

 〈研究協力者〉 マラウイ大学チャンセラー校

ローレンス・マレカノ

          元パリ国立自然史博物館

パトリシア・ペリグリーニ

          レマン湖博物館

カリーヌ・ベルトラ

          甲南大学非常勤講師

乾 清可

          水と文化研究会

小坂育子

          滋賀県新旭町役場環境課

阿部能英

[平成14〜16年度合計予算額]

 平成l4〜16年度合計予算額 23,167千円
 (うち、平成16年度予算額 7,329千円)

[要旨]

  本サブテーマでは、サブテーマ(2)において作成したアーカイブ資料を、地球環境問題とし て重要性を増している淡水資源の管理に直接関係する各地の地域住民に提示をし、異なった世代 や文化間での「環境コミュニケーション」の試験的な舞台づくりを行い、グローバルスタンダー ドがローカルコンテクストに出会う社会的プロセスの考察を行い、住民主体の自主的な環境保全 政策に向かうための動機づけや、地域社会のエンパワメントへ活用するための基礎的研究を行っ た。社会経済状況の異なった条件の中から事例を選ぶために、先進国では日本(琵琶湖)、スイ ス(レマン湖)、フランス(セーヌ川)、中進国として中国(太湖)、途上国として、グアテマ ラ(アティトラン湖)とマラウイ(マラウイ湖)の6ヶ国を対象とする。その結果以下の4点につ いて、今昔写真活用による効果がみられることが判明した。
  �〔軌媼嬰�で言語化されていない生活環境の総体を知る効果
  ��調査する者とされる者の間に内在する権力関係の緩和効果
  ��社会による識字率の差を払拭するコミュニケーション効果
  �だ験茣超�変遷についての知識と経験の増大によるエンパワメント効果

[キーワード]

 環境コミュニケーション、世代間関係、コミットメント、エンパワメント、水環境改善