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[F―6 アジアオセアニア地域における生物多様性の減少解決のための世界分類学イニシアティブに関する研究]

(2)GTI地域プログラム実施における生物多様性情報共有化と利用に関する研究

◆\己多様性分布解析のための情報学的研究

筑波大学

 

 学術情報メディアセンター

佐藤 聡

[平成14〜16年度合計予算額]

 平成l4〜16年度合計予算額 13,109千円
 (うち、平成16年度予算額 ※7,700千円)
「※上記の予算額には、間接経費1,777千円を含む」

[要旨]

  本研究では、多様な生物種の標本やライブカルチャのバウチャ情報の電子データを基に
した生物多様性分布解析を容易に行うために必要となる情報学的な技術開発を目標とした。これ
ら生物多様性情報を容易に交換できる仕組みが分布解析には必要不可欠である。多様な生物種が
生息するアジアオセアニア地域にて管理されている標本やライブカルチャの情報を対象とし、そ
れら電子データ交換のための問題点を明確化し、情報技術に基づいた新たな手法やシステムを用
い、これらの問題点を解決することを本研究の目的とする。
2年目である平成15年度は、世界規模のデータ交換の現状の取組みについて調査し、サービス実現
に向けての技術的課題、運用継続性に関する課題等調査し、解決方法についての議論を行った。
その結果、何らかの地域または組織単位で集中的にデータを管理し提供する方法がコスト的に有
効であると判断した。その結果を踏まえ、アジアオセアニア地域を対象としたサーバ、データの
整備を行い、データ提供サービスを実現した。現在、GBIF(Global Biodiversity Information
Facility)へのデータ提供を行っている。また、OBIS(Ocean Biogeographic Information System)
との連携に関する技術的検討を行った。また、集中的にデータを管理する方法について、運用上
の問題点の検討を行った。その結果に基づき、1)データ提供者が集中管理サーバへのデータ提
供作業が容易に行えるためのツール、2)データ提供者が提供したデータの利用法を制御するた
めの検索インタフェース開発ツールの開発を行った。
また、10月にJoint International Forum on Biodiversity Informationにおいて、情報科学分野
の研究者および分類学・生態学分野の研究者を集め、IT/CS counity meetingを開催し、生物多
様性情報を用いた研究課題についての意見交換を行い、今後の研究動向についての指針を得た。
3年目である平成16年度は、世界規模のデータ交換の現場からデータを採取し、利用するための方
法について調査研究を行った。具体的には分布図への加工を行った。そのためにまず、データの
採取を行いデータの傾向分析を行い、地名から緯度経度情報へ変換する仕組みとの連携を行った。

[キーワード]

 生物多様性情報、データベース、情報統合、分散問い合わせ