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[E―3 荒廃熱帯林のランドスケープレベルでのリハビリテーションに関する研究]
(2)プランテーションや荒廃草地などのナチュラルフォレストコリドー導入に関する立地管理方法の開発に関する研究
�◆々喃冀呂砲�ける造林技術の開発
東京大学
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大学院農学生命科学研究科附属演習林
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丹下 健
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アジア生物資源環境研究センター
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小島克己
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〈研究協力者〉
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東京大学 アジア生物資源環境研究センター
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則定真利子・山ノ下卓・古河原聡・
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田原 恒・松尾孝行
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大学院農学生命科学研究科森林科学専攻
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益守眞也
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タイ王国 農業・協同組合省森林局
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Tanit Nuyim
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[平成14〜16年度合計予算額]
平成l4〜16年度合計予算額 9,038千円
(うち、平成16年度予算額 2,502千円)
[要旨]
熱帯荒廃地を対象とし、造林技術の開発に関する実験室での基礎研究とタイ国ナラティ
ワート県でのフィールド研究を行った。その結果、1)育苗ポットを大きくすると、フタバガキ
科樹木の苗木を砂質土壌に植栽した場合に活着率が高まること、2)光硬化処理をすると、フタ
バガキ科樹木の苗木を砂質土壌に植栽した場合に活着率が高まる種があること、3)砂質土壌、
強酸性土壌で植物成育の阻害要因となっているリン酸欠乏について、熱帯荒廃地造林に用いられ
るマメ科樹木4種を用いてリン酸欠乏耐性機構を調べたところ、どの種もリン酸欠乏に応答してリ
ン酸トランスポーター遺伝子の発現が高まったこと、4)強酸性土壌での植物成育の阻害要因と
なっているアルミニウム過剰について、アルミニウム耐性の異なるフトモモ科樹木3種を用いて
耐性機構を調べたところ、アルミニウム結合性物質の分泌によるアルミニウム取り込み抑制以外
の耐性機構の存在が示唆されたこと、5)アルミニウム耐性種Melaleuca cajuputiについて、根
端でのアルミニウムとの強い結合を抑制する耐性機構の存在が示唆されたこと、6)泥炭土壌で
の植物成育の阻害要因となっている根の低酸素ストレスについて、湛水耐性種Melaleuca cajuputi
を用いて光合成と糖代謝系の応答を調べたところ、Melaleuca cajuputiは、根の低酸素ストレス
により一時的に光合成速度が低下するが、比較的短期間で光合成速度が回復し、根への光合成産
物の転流が増加したこと、7)湛水耐性種Melaleuca cajuputiは、根圏の酸素濃度が低下しても
すぐには根のスクロース分解酵素の活性が低下せず、根への糖の転流が阻害されないこと、8)
高温が光合成と成長に与える影響をAcacia属6種について比較したところ、高温による光合成の
低下がない種や光合成の低下はあるが光阻害が生じない種があることが明らかになった。
[キーワード]
熱帯荒廃地、森林再生、低エネルギー投入、環境造林、環境ストレス