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[C−3 東アジアにおける民生用燃料からの酸性雨原因物質排出対策技術の開発と様々な環境への影響評価とその手法に関する研究]
(2)バイオブリケット技術の民間移転と普及方策に関する研究
�D禪�害燃料の開発に関する先導的研究
独立行政法人 国立環境研究所
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大気圏環境研究領域
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大気反応研究室
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畠山史郎
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埼玉大学大学院理
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工学研究科
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坂本和彦
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大阪府立大学大学院
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工学研究科物質系専攻
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前田泰昭
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[平成14〜16年度合計予算額]
平成l4〜16年度合計予算額 5,186千円
(うち、平成16年度予算額 2,586千円)
[要旨]
バイオディーゼル燃料は、再生可能エネルギーであり、硫黄が含まれていないなどの
点から、有力な代替ディーゼル燃料である。本研究ではまず、植物性の油を用いてバイオディー
ゼル燃料(BDF)の調製法を検討し、小型のディーゼルエンジンを用いて、燃料の相違と負荷の変
化に伴う排ガス組成に関する基礎的調査を行った。
超音波特殊反応場を利用して、�〆�合・反応プロセス:20kHz油-アルコール混合(μmサイズの
微小油滴の生成)、�∧�離プロセス:1.5〜2.4MHz 有機物混合水溶液からの有機物の濃縮分離(霧
の生成)、��BDF燃焼実験による大気汚染物質の排出、の3つのBDF製造プロセスを検討した。
エステル化反応の超音波による反応促進作用を検討した。本研究で作成した超音波照射装置で実
験を行うと、生成BDFとグリセリンはほぼ瞬時に分離し、従来法で作られていたものより優れた
BDFが得られた。100%BDFを燃料としたバスの排ガス.を測定したところ、粒子状物質(68%削減)お
よび多環芳香族炭化水素の排出(85%削減)が大幅に減少し、BDFはクリーンな、しかも地球温
暖化防止にも貢献する燃料であることが分かった。
小型ディーゼル発電機を用いて、ディーゼル排気ガスを希釈捕集し、BDFと石油系ディーゼル燃
料を用いて、ディーゼルエンジンを稼動させた際に排出される粒子中の炭素成分に注目し、燃料
の相違と負荷の変化に伴う排ガス組成に関する基礎的調査を行った。石油系ディーゼル燃料とバ
イオディーゼル燃料それぞれを用いた揚合の炭素成分の排出挙動はほぼ同様であったが、負荷の
増加に伴う石油系ディーゼル燃料からの元素状炭素の排出濃度増加が著しかった。また、有機炭
素の排出はBDFの方が数倍多かった。また、走査型電子顕微鏡ならびに走査型粒径分析装置による
観察結果から、石油系ディーゼル燃料由来に比較してBDFの方がより小さな微粒子、超微粒子を発
生している可能性が示唆された。
[キーワード]
バイオマス、排ガス浄化、バイオディーゼル燃料、ディーゼル排ガス、超微粒子