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[B-11地球温暖化による高山・森林・農地生態系の影響、適応、脆弱性の評価に関する研究]

(4)影響の変動性・地域性を考慮した農業生態系のリスク評価に関する研究

  ◆‥譽▲献△砲ける農業生産量変動に対するリスクの評価

独立行政法人農業環境技術研究所

 

 

  地球環境部

 

陶 福禄(EFフェロー)

  地球環境部

 

林 陽生(現筑波大学)

<研究協力者>

 

 

独立行政法人農業環境技術研究所地球環境部

 

横沢正幸

[平成14〜16年度合計予算額]

 平成l4〜16年度合計予算額 4,259千円
 (うち、平成16年度予算額 1,269千円)

[要旨]

  気候変動に関する国際連合枠組条約はその第2条で、気候系に対して危険な人為的干渉を
及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的とし
ている。それに対応し本研究では、東アジアにおける食料生産に影響を与える温暖化の危険な水
準を策定するための基礎研究を実施した。特に中国における作物生産に対する気候変動の影響の
危険性を時間的空間的に評価するために、農耕地における水分ストレス指数(WSI)および純一次生
産力(NPP)を指標として用い、その変動について考察した。その結果、華北平原ならびに東北平原
が将来予想される気候変動に対して特に影響を受けやすいことが分かった。2001〜2080年までの
年々変動に着目すると、A2温暖化シナリオ条件下で、これらの地域で2021〜2040年の期間には干
ばつの危険性が大きくなると予測された。またNPPは一般に増加する傾向が見られるが、A2シナリ
オの2005〜2035年の間ではやや減少するトレンドが見られた。

[キーワード]

 農業生産、気候変化、土壌劣化、干ばつと洪水、東アジア