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[H−8持続可能なコンパクトシティの在り方と実現方策に関する研究]

(2)産業転換による持続可能なコンパクト・シティの総合評価と実現方策に関する研究

 �だ菽偲�情報技術活用によるコンパクト・シティ推進に関する研究

千葉商科大学

 

 

  政策情報学部

 

樹下 明

  総合政策学部

三橋 規宏

<研究協力者>江戸川大学社会学部

 

朝倉 暁生

          東北大学大学院農学研究科

 

長谷部 正・木谷 忍

[平成13〜15年度合計予算額]

 平成l3〜15年度合計予算額 18,538千円
 (うち、平成15年度予算額 5,945千円)
 上記の予算額には、間接経費 4,279千円を含む

[要旨]

  総合的な都市の資源効率の追求と広範なライフスタイルの変革にむけて、情報システム
の活用の可能性を追求する。トータルエネルギーシステムの運用には、すでに、一部実用化され
ているオンライン取引を援用することができる。道路交通の膨大な社会的コストの認識に立って、
交通システムについても、その移動量の効率化に向けて、ロードプライシング等ITの適用は前進
している。柏市のIT援用のレンタサイクルは1つの社会実験として多くの実践的な示唆が貴重で
ある。都市のライフスタイルを中心として、都市の健全性の再生は根源的な課題であり、そのた
めの情報プラットフォームの構築や市民の環境学習が重要な要素になっている。ICTによる市民
参加はますます具体化しており、米国の都市の地域組織におけるインターネットベースの
Neighborhood Action Planなどの実践活動が注目される。ライフスタイルや企業の環境対応を促進
するうえで、環境プラットフォームの構築は大きな戦略的価値をもっており、代表的企業の実態
の調査を通じて実現の効用は極めて大きいと認識できる。さらに、この関係で米国において、世
界市場で企業が成功する主要要因として、健全な環境・健康・安全(EHS)パーフォーマンスが
有効な評価指標となっていることを分析した。同じく、ヨーロッパと米国における都市の持続可
能性指標の開発状況を詳しく調査した。本プロジェクトにおいて、省エネルギーの重要戦略とし
てグリーンスペースの確保に注目しているが、さらに都市防災のための情報システムの調査を意
図して、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県復興計画の中で示された「安全・安心・ゆとり」を
めざす神戸市のコンパクトタウン構想の事例と青森市のコンパクトシテイ構想を分析した。また、
情報システムの長期的な観点から米国におけるNano-Bio-Info-Cognoの超領域的統合研究の戦略
的方向性の可能性と危険性を分析した。山形県金山町にひきつづいて、福島県三春町でRPGで改
善をはかり、コミュニティにおける環境倫理共有にむけてのロールプレイイングゲームの有効性
はより高められた。当プロジェクトの成果については、毎年、多くの学会においては発表をつづ
け、2003年IHDPオープンミーテイングにおいて、成果発表とポスターの掲示を行った。同じく、
2003年12月の日本学術会議の持続可能性科学に関する国際会議においても、エネルギーセキュ
リテイとコンパクトシテイの実現による都市エネルギーの削減について発表をおこなった。最終
年度においては、関連専門家を中心としてコンパクトシテイ概念の容認についての基礎的なアン
ケート調査を行って、多くの専門家がコンパクト・シティの考え方を支持していることを確認で
きた。

[キーワード]

 持続可能都市、コンパクト・シティ、環境意識、排出削減、IT