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独立行政法人 産業技術総合研究所 |
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環境管理研究部門 |
環境分子科学研究グループ |
山田耕一 |
〈研究協力者〉 産業技術総合研究所 |
NEDO養成技術者 |
森野 勇 |
平成l3〜15年度合計予算額 9,822千円
(うち、平成15年度予算額 2,994千円)
ILAS-IIなど人工衛星によるリモートセンシング観測によって得られるデータから、大気
微量成分の分布について有用なデータを抽出するためには、精密な分光データを実験室であらか
じめ決定する必要がある。われわれはこの課題に関して、サブサブテーマ2-1担当の気象研究所と
共同で研究を行った。
本サブテーマの課題は、以下のとおりである。
・吸収強度の決定に関して、サブサブテーマ2-1で行われた実験と併せて、N20やCO2のヘルマン・
ワーリス効果及び赤外吸収強度の信頼性にかかわる問題点を明らかする。
・また分子の吸収線形などを精密に決定する技術を開発し、半値半幅の吸収帯間相違を確認する。
・未だ確立していない不安定分子種の吸収強度の測定法を開発する。
本年度まで3年間の成果は以下のとおり。
・N2OやCO2等直線形分子の吸収線強度決定に必要な分配関数の算出方法を比較・評価した。
・ヘルマン・ワーリス因子が見かけ上の温度依存性を示す原因を明らかにした。
・N20、CO、HCl及びSO2の純回転遷移を用いて吸収線プロファイルの精密測定・解析手法を開発、
精度の確認を行った。
・N2O、CO、HCl及びSO2の振動基底状態の吸収線プロファイルから得られた半値半幅を赤外吸収帯
より得られたものと比較検討し吸収帯間変動が少ないことを確認した。
・吸収線の圧力幅係数の回転量子数依存性を表す経験式を新たに提唱した。
衛星観測、リモートセンシング、吸収線プロファイル、吸収強度、吸収線幅