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[H−7 ゴールドラッシュ地域における環境管理、環境計画、およびリスクコミュニケーションに関する学際的研究]

(2)金鉱化帯の識別とマッピング


独立行政法人 産業技術総合研究所

 地圏資源環境研究部門 村尾智

東京外国語大学 外国語学部

川上茂信

株式会社 オープン・ジー・アイ・エス

輪座利彦

株式会社 日鉄鉱コンサルタント

高畑裕之・古野正憲・高橋一晴・大久保隆太

<研究協力者> 国際連合ECLAC Chaparro Avila, E.


[合計予算額]

 平成12〜14年度合計予算額 26,620千円
 (うち、平成14年度予算額 3,321千円)

[要旨]

 金産出地域における採掘に伴う水銀汚染等の環境問題に対処するため、本研究テーマでは平成12年度に東南アジアのいくつかの国について金鉱床および地質データの収集・調査を行い、金鉱化帯の識別および環境評価マップの作成を行った。平成13年度には南米について同様の基礎データの収集・調査を行い、金鉱化帯の識別に関する調査を行った。今年度はこれらの金鉱化帯の識別や環境評価マップに関する一連の成果を環境保全のための基礎データとして役立ててもらうため、それらのデータを使って配布用のCD-ROMを作成した。これまでの調査・研究データをGISに取り込み、加工し、簡易ビューワーを組み込んで初めてのユーザにとっても使いやすいような形になるように編集した。


[キーワード]

 スモールスケールマイニング、金鉱化帯、マッピング、GIS、環境管理