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独立行政法人国立環境研究所 |
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社会環境システム部 環境計画研究室 |
原沢英夫・高橋潔 |
地球環境研究センター* |
清水英幸** |
独立行政法人森林総合研究所* |
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(財)自然環境研究センター* |
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*:平成ll年度のみ参画 **:国際室所属 |
平成11〜13年度合計予算額 19,242千円
(平成11年度予算額 4,507千円)
近年アジア地域においては、エルニーニョなどがもたらす異常気象が頻発している。これらの現象は、人間活動による森林伐採などとあいまって、一旦発生するとその影響は深刻であり、人命の損失ばかりではなく、生産施設や生活環境を大きく破壊し、時として経済成長やGNPにも少なからず影響を与える。1997年のインドネシアの森林火災による、東南アジア地域における煙害は、大小の森林伐採時に発生した火災が、エルニーニョによる乾燥、干ばつが同時発生して、従来であれば小規模な火災にとどまったり、続く降雨により鎮火していた火災が、消火活動の遅れもあり、規模が拡大した、と考えられる。
�)楔Φ罎琉豐弔箸靴銅損椶靴織轡鵐櫂献Ε爐砲�いて、人間活動面での対応策についてインドネシア研究者と検討した。インドネシアの森林火災による、東南アジア地域における煙害の原因は、大小の森林伐採時に、エルニーニョによる乾燥、干ばつが発生して、従来であれば小規模な火災や降雨により鎮火していた火災が、消火活動の遅れもあり、規模が拡大した、と考えられる。
�▲▲献�地域における環境安全保障
近年アジア地域においては、食糧需給の逼迫、水資源の不足、都市の環境問題など多面的な問題が発生しているが、さらに温暖化はこうした問題を深刻化すると考えられる。アジア地域における環境安全保障を検討するために、各サブ課題から得られた知見、さらにアジア地域の専門家の見解をもとに、アジア地域における環境安全保障について整理した。食糧については、人口増加と収入増による食生活の改善により食糧需要が増大するが、一方単位面積あたりの収穫量の伸びも今後はそれほど期待できず、かっ農地の産業や都市用途への土地利用転換が進んでいるために、アジア地域の各国は全般的に食糧需給が逼迫することが予想される。水資源に関しては、食糧生産、都市・産業用水などに利用されているが、利用可能な水の20%以上を既に利用している地域が多く、今後は水資源量が活動の制約になる可能性がある。さらに、現在進んでいる温暖化は、悪影響を各地域、各部門に与えると予測されるので、さらに食糧、水資源からみた環境安全保障が悪化することが予想される。
アジア地域、環境安全保障、インドネシア森林火災、食糧・水資源、温暖化影響