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[D−1 東シナ海における長江経由の汚染・汚濁物質の動態と生態系影響に関する研究]

(4)長江経由の汚染・汚濁物質が海洋生態系に与える影響予測に関する研究

�ヽね寮限峽呂砲�ける汚染・汚濁物質の循環予測に関する研究


独立行政法人国立環境研究所

 

 

水土壌圏環境研究領域長

 

渡辺正孝

流域圏環境管理研究プロジェクト

流域環境管理研究チーム

村上正吾・中山忠暢

流域圏環境管理研究プロジェクト

海域環境管理研究チーム

木幡邦男・牧秀明・越川海


[平成11〜13年度合計予算額]

 平成11〜13年度合計予算額 43,986千円
 (うち、平成13年度予算額 14,892千円)

[要旨]

東シナ海の海洋環境は長江からの淡水流入にともなう汚濁負荷により大きく影響を受けている。1998年夏に発生した長江大洪水により東シナ海に流入した淡水量は最大86,000m3/sと推定されており、濁水は九州沿岸・日本海にまで到達していた。本研究では3次元流動モデルにより1996年5月〜1999年4月の3カ年のシュミレーションを行ない、長江由来の淡水流入にともなう東シナ海の水温・塩分分布の変動を実測データと検証した。境界条件として潮汐、長江からの日平均河川流量、月別平均水温・塩分を与えるとともに、GCMモデル(E/CMWF)結果を用いて気温、湿度の12時間平均値、日射量、風向・風速、雲量の6時間平均値の分布を全領域に与えた。さらに大気を通して海面に供結される降水量については衛星TRMMにより日平均値として与えた。水温、塩分の計算値と実測値は非常に良い一致を得た。長江由来の懸濁物挙動を粒子追跡及び3次元濁度モデルにより求めた結果NOAA衛星データで得られた濁度分布を良く再現することが判明した。


[キーワード]

 長江大洪水、3次元流動モデル、東シナ海、GCMモデル、TRMM衛星