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独立行政法人国立環境研究所 |
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大気圏環境研究領域、酸性雨研究チーム |
佐竹研一 |
Hyung-Jae Yang(EFF) |
平成13年度予算額 2,066千円
三面川を調査対象に決定したのは、この川がサケの回帰するもっとも重要な川の一つだからである。大量のサケが回帰するこの川は、その河口域に花崗岩が広く分布するため、陽イオン濃度が比較的に低いと予想された。カルシウム濃度とマグネシウム濃度は他の主要河川の半分以下であった。水質のサケに及ぼす影響を示す調査項目、すなわち、NO3、SO4、およびNH4の濃度はそれぞれ1.37、4.08、および0.Olmg/lであった。下流域のほとんどの項目について、濃度は上流域よりも高かった。
三面川、酸性化、酸中和能、サケ