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国立感染症研究所 感染症情報センター |
岡部信彦 |
国立健康・栄養研究所 栄養所要量研究部 |
柏崎 浩 |
東京慈恵会医科大学 臨床研究開発室 小児科学講座 |
浦島充佳 |
産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経済学 |
ジァン・ドゥーソップ |
長崎大学医学部原研疫学 |
本田純久 |
東京大学大学院 |
鈴木映子 |
山梨県環境科学研究所 人類生態学研究室 |
本郷哲郎 |
平成11〜13年度合計予算額 15,407千円
(うち、平成13年度予算額 4,049千円)
本研究では、気候変化による水環境変化に由来する健康影響の評価とリスク予防に関して、以下の三つの側面から研究を遂行した。すなわち、��.システムダイナミクスモデルを用いたシミュレーションによる温暖化が水系感染症の流行に及ぼす長期的影響についての検討��.環境認識調査のための質問票の開発と調査の実施��.温暖化に伴う気象変化による感染症流行の影響予測 等である。�気任六邱垪�誤的な検討と文献レビューによって、生態学モデルに基づくシミュレーションモデルを作成し、複数要因について、モデルに適切なリスク比の情報を与え、乳幼児における下痢症リスクの長期的変化を観察した。あるシナリオのもとで感染症のリスクがどのように推移するかを考察する上で、システムダイナミクスモデルによるシミュレーションは有用であった。�兇任蓮▲献.鵑蕕�開発し、すでに世界各国の学生や一般市民を対象に調査を行っている環境問題の認識に関する調査票(Jahng、1995)を参考に質問票を改良し、インターネットを利用して企業で働く従業員に環境認識調査を実施した。�靴任蓮�夏季流行感染症(手足口病、ヘルプアンギーナ、無菌性髄膜炎)の流行に影響する気象条件の検討やRecursive partitioningを用いたインフルエンザ流行周期の予測、さらにインフルエンザ流行周期に対する数学モデルの構築等を行った。気温を含む気象条件が手足口病、ヘルプアンギーナ、無菌性髄膜炎の発生に関与し、年間平均気温1度の上昇はこれらの疾患発生頻度をおよそ10%押し上げることが予想された。又、Recursive partitioningは気象条件によるインフルエンザの流行周期をかなりの精度で予測できると考えられた。
システムダイナミクスモデル、環境認識調査、水系感染症、夏季流行感染症、インフルエンザ流行周期予測