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CO2を「排出する」「算定する」とは?

CO2排出量を把握する

CO2排出量を効果的に削減するためには、まず、どこからどのぐらいのCO2が排出されているのかを把握する必要があります。しかし、どこからどのぐらいCO2が排出されているのか日本全体で計測することは極めて困難です。そのため、CO2の排出量を何らかの手法により「算定」する必要があります。

CO2が排出される原因の多くは、化石燃料由来のエネルギーの消費に伴うものです。ここで「エネルギー」とは、電気や、ガス、灯油、ガソリンのような日常生活において欠かせない燃料、また、重油や石炭などの主に産業用に用いられている燃料等、様々な種類があります。これらのエネルギーが消費時に燃焼すると、その中に含まれている炭素が空気中の酸素と反応してCO2が大気に排出されます。電気の場合は消費する時にはCO2は排出されませんが、発電所でガスや石炭等が燃焼されるとCO2が発生します。

このようなエネルギーの消費に伴うCO2は、統計上、産業部門、業務その他部門、家庭部門、運輸部門及びエネルギー転換部門の5部門に分けることができ、各部門において「どんなエネルギー」が「どのようなところ」で「どのぐらい」使われているかを把握し、CO2排出量を算定しています。

家庭CO2統計では、家庭部門に注目して、「どのようなエネルギー」が「どのようなところ(用途)」で「どのぐらい」使われているかを調査することでCO2排出量を算定し、さらに、どのような属性(住宅の状況、家電の使用状況等)であるか調査を行うことで、詳細なCO2排出実態を把握することを目的としています。