家庭部門のCO2排出実態統計調査家庭のエネルギー事情を知る

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家庭でのエネルギー代について

電気やガスは目には見えないため、購入している意識が希薄になりがちですが、家庭でのエネルギー代は1年間でみるとかなりの金額に上ります。金額を意識すると省エネルギーへの意識に繋がるかもしれません。

ここでは、家庭でのエネルギー代について見てみます。

世帯当たり年間エネルギー種別消費量(固有単位)および支払金額
(令和4年度)

1世帯が1年間に支払った電気・ガス・灯油の合計金額は全国平均で20.4万円となっており、電気が13.2万円、都市ガスが3.6万円、LPガスが2.2万円、灯油が1.4万円となっています。

世帯当たり年間エネルギー種別消費量(固有単位)および支払金額(令和4年度)のグラフ
出典:環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-66(p.38)(エネルギー量は図1-72~1-75(p.41~42))
/e-Stat「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-5-1表

地方別世帯当たり年間エネルギー種別支払金額
(令和4年度)

地方別に見てみると、北海道が26.7万円で最も多く、沖縄が18.0万円で最も少なくなっています。

地方別世帯当たり年間エネルギー種別支払金額(令和4年度)のグラフ
出典:環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-66(p.38)
/e-Stat「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-5-1表

建て方別世帯当たり年間エネルギー種別支払金額
(令和4年度)

住宅の建て方別に見てみると、集合住宅に住む世帯の支払金額は全国平均で15.8万円となっており、戸建住宅に住む世帯(24.3万円)の6割強の水準となっています。特に電気と灯油の支払金額に大きな差があります。

建て方別世帯当たり年間エネルギー種別支払金額(令和4年度)のグラフ
出典:環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-68(p.39)
/e-Stat「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-5-1表

地方別世帯当たり年間自動車用燃料種別支払金額
(令和4年度)

1世帯が自動車用燃料(ガソリン・軽油)の購入で1年間に支払った金額は全国平均で7.1万円となっています。地方別にみると北陸が11.6万円で最も多く、関東甲信が5.0万円で最も少なくなっています。

地方別世帯当たり年間自動車用燃料種別支払金額(令和4年度)のグラフ
出典:環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-67(p.38)
/e-Stat「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-5-1表

世帯類型別世帯当たり年間自動車用燃料種別支払金額
(令和4年度)

世帯の類型別に見てみると、単身世帯における自動車用燃料の支払金額は高齢世帯で2.6万円、若中年世帯で3.8万円となっており、夫婦と子世帯の約3割の水準(高齢世帯で8.4万円、若中年世帯で12.3万円)となっています。また、高齢世帯よりも若中年世帯の方が支払金額が高くなっています。

世帯類型別世帯当たり年間自動車用燃料種別支払金額(令和4年度)のグラフ
出典:環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-71(p.40)
/e-Stat「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-5-1表